お茶会もほどほどに ページ16
その後もいろいろお話を聞いた。普通に世間話もしてくれるあたりそこまで現実離れした生活はしていないようだ。
tn「あ、もう10時まわってんなぁ」
os「今日のお昼ごはんはちょっと豪華にしたいめう！」
gr「A。トントンを手伝ってくれるか」
『は、はいっ』
料理はあまり得意ではないがトントンさんがいれば大丈夫…なはずだ。
tn「じゃ、まあ初めてだし早めにはじめますか。いつもは10時半から作ってるから来れたら来てください」
あとでスマホに忘れないようにメモしておこう。
gr「それじゃあA、私は資金を用意してくるからもしなんかあったら2階の部屋へ来てくれ。」
『分かりました』
os「じゃあひとらんらんの手伝ってくるめう！」
もし暇が出来たらひとらんらんさんの所も行ってみようか。とりあえずトントンさんの後ろをついて行く。
背がとにかく高い上に歩き方が綺麗で見とれてしまう。
tn「あの…そんな見られると恥ずかしい…」
『あっすみません…』
tn「何か気になることがあったん？」
言ってもいいのだろうか、いや言うべきだ。まずは交友関係を築かないと。
『背が高くて歩き方も綺麗なのでつい…』
tn「……ぇ？あぁ…あんまおっさんを褒めるような真似は良くないで…」
顔がゆでだこのようだ。…褒められ慣れてないのだろうか。
『すみません…』
tn「いや、ありがと、嬉しかったで」
『いえ…美しすぎて…』
美しすぎて何なのだろうか。次の言葉を言う前に突如何かが横を掠めた。
「ﾁｨｨｨｨｯｽ！！」
『へっ！？』
ちょうどロビーの階段の横を通ってたら緑の何かが爆速で飛んできた。否、落ちてきた。
「ﾝﾌﾌﾌﾌﾌ、驚いた？」
tn「……Aさんめっちゃ驚いてたな」
「いや〜、嬉しいわあ！あ、俺ゾムやで！」
『え…ど、どうも…』
zm「例のお手伝いさんやな、俺も行くで！」
tn「ﾔﾒﾃｯ」
zm「トントン！走って行くで！もうすぐやん！」
tn「Aさん、ゾムには何があってもキッチンに立たせたらダメやで。というわけでゾムは」
zm「いやだーー！俺も着いてくんやーーー！」
子供並に騒いでいる。フードで顔は見えないが無邪気そうだ。
tn「あ、エミさんが呼んでたで」
zm「まじで？ゲームかな。えみさんげーむ！！」
そう言い残すと再び爆速で奥へ消えていった。
tn「……嘘やけどな」
『え？』
tn「ん？なんでもないで、行こか」
にっこりと愛想のいい笑みで返される。意外と茶目っ気がある人？
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カル(プロフ) - 好きです！続き…楽しみにお待ちしております！！ (2020年4月28日 18時) (
レス) id: 109968551c (このIDを非表示/違反報告)
とうふ(プロフ) - ありがとうございます、嬉しいです(オタク特有の笑顔) (2019年10月13日 20時) (レス) id: e430844ced (このIDを非表示/違反報告)
アルカリ - とうふさんの作品が、尊いです。(真顔) (2019年9月24日 17時) (レス) id: f17e38f5ae (このIDを非表示/違反報告)
とうふ(プロフ) - ありがとうございます〜(逝去) (2019年9月9日 18時) (レス) id: e430844ced (このIDを非表示/違反報告)
歩くアスパラ - んは〜、めっちゃしゅき〜。尊い。もう好きすぎる(昇天) (2019年9月9日 0時) (レス) id: ec00883068 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とうふ | 作成日時：2019年8月6日 11時
