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一夜 ページ3
5月、なんて微妙な時期なんだろう。
私、月白宵はこの虚空学院に転入するのです。
私は生まれつき病弱で、目が見えにくく、当然学業にも支障をきたす訳で…
そこで、自分のペースで勉強ができる虚空学院にと母から勧められたのだ。
もちろん学院長さんにも、自分の現状を伝えた。
そうしたら快く受け入れてくださったのだ。
学院長「心配は要らないよ。
ここは君と同じような病気や不安を抱えた子たちがたくさんいる。
だけども、皆楽しく学院に通ってくれている。」
確か学院長さんはそうおっしゃってくださった。正直とても心強かった。
『私と同じような病気を抱えた子…』
(友達になれるかな?)
今日も変わらずぼやけて見える月の下、私は1人そんなことを思うのだった。
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作者名:式音 | 作成日時:2023年10月6日 22時