☆８７話☆ ページ5
まふまふside
ま「ハァ……なんでこうなるのかな…」
部屋を飛び出して最上階の休憩室に来たのはいいものの、部屋に戻りづらい
また出ちゃったなぁ、僕の悪い癖
僕はこういった場で歌うとき、どうしても緊張して上手く歌えなくなって、つい無理矢理歌おうとしてしまう
昨年の夏合宿で歌詞太郎さんのグループだったときに言われて、泣いてしまったことを思い出して余計に歌えなくなっていた
……こういうとき、Aちゃんが来てくれたら嬉しいな、なんて
ま「まあ来るわけないよね…」
り「誰が？」
ま「うわあああ！！？り、りぶさん驚かさないでください……！」
り「え、ごめん。それで？どうしたの？」
りぶさんに独り言を聞かれてしまった
この人は誤魔化してもすぐに見破るからと思い、逃げ出したことを打ち明けると、呆れた顔で水の入ったペットボトルを投げてきた
り「それはお前が悪いよ。無理矢理歌うことよりも、歌から逃げ出すことの方がよっぽど地獄だし悪いよ」
ま「……でも、僕は歌うことが好きなんです。好きだから全力になりたいのに、…………上手く、いかなくて…」
り「……まふ、歌い手になるときどうだった？歌い手として活動を始めてどうだった？」
ま「えっ……？」
急にそんな質問を投げかけられて驚いた
歌い手になるときと歌い手として活動を始めたとき…？
ま「……ドキドキして、投稿した瞬間は『ああ、自分もなっちゃったんだ』って、思いました。活動しているときは、アンチは辛かったけど、応援してくれる人達がいてくれたから、………頑張ろうって、思いました」
り「ならその気持ち、忘れんな」
フッと笑って『それやるよ』と言ってりぶさんが去っていった
カッコいいなぁ……
りぶさんの後ろ姿を眺めていると、後ろから声をかけられて思わずびっくりしてしまった
だ、誰…………えっ？
貴「よかった……ここにいたんですね」
ま「(人1)ちゃん…？なんで？」
貴「なんでって、心配だから探しに来たに決まってるじゃないですか」
息を切らしてやってきたのは、僕が来てくれるのを待っていた(人1)ちゃんだった
どうしよう、めちゃくちゃ嬉しい……
そう思ってると、思わず(人1)ちゃんを抱きしめていた
(人1)ちゃんやっぱり華奢だなぁ…
貴「え、え？まふさん？」
ま「んー…もうちょっとこのままでいい？」
貴「わかったので、み、耳元で喋らないでくださいぃ…///」
……あー…理性もつかな
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月夜(プロフ) - 雛ネコさん» ありがとうございます！更新する時間があまりなくて止まり気味ですけど頑張ります！と、友達申請ですか！？もちろん構いませんよ！寧ろいいんですか…？(＾ω＾=＾ω＾) (2015年10月24日 10時) (
レス) id: 5e57509f4b (このIDを非表示/違反報告)
雛ネコ(プロフ) - 前作全部読ませてもらいました！とっても面白いですね♪これからも頑張ってください！応援してます！あとできたら友達申請してもいいでしょうか・・・？（・ω・。） (2015年10月23日 21時) (レス) id: 477b4e320d (このIDを非表示/違反報告)
月夜(プロフ) - 魔導士さん» すみません！アンケート終了したんです……でもありがとうございます！アイロニいいですよね……更新頑張ります！(＾ω＾) (2015年10月16日 23時) (レス) id: 5e57509f4b (このIDを非表示/違反報告)
魔導士(プロフ) - アイロニは、どうですか？あっ。とっても面白いです！更新頑張ってください！ (2015年10月16日 21時) (レス) id: 2958ee21ce (このIDを非表示/違反報告)
月夜(プロフ) - しぃさん» ありがとうございます！テストが終了し次第更新しようと思うのでお待ちください(＾ω＾) (2015年10月15日 13時) (レス) id: 5e57509f4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月夜 | 作成日時：2015年9月24日 19時
