☆８５話☆ ページ3
そ「さて、まずは自己紹介から。俺はそらる、今回Cチームのリーダーをやります。よろしく。まふまふ」
ま「え、僕ですか！？まふまふです！よろしくお願いします！」
C「CHICOです、よろしくね」
ろ「僕はろんさんだよー、よろしくね！」
貴「(人1)です、よろしくお願いします」
そ「……いつまでも隠れてないで入ったらどうですか？みーさん」
み「アハ、バレてた？講師のみーちゃんです、よろしくね〜」
そう言って入ってきたのは、前髪で左目を隠した大人っぽい雰囲気の漂う男性……みーちゃんだった
……私がみーちゃんって呼んでいいのかな、そらるさんみたいにみーさんって呼ぼうかな
そ「じゃあとりあえず順番に歌っていこうか」
み「誰から歌う？」
やっぱり譲り合いになるよね…
全員が目配せで譲り合いしていると、CHICOさんが諦めたような目をして立ち上がると、『私が歌うわ』と言って歌う準備を始めた
流石お姉様……←
そ「曲は？」
C「そうね…『アイのシナリオ』で」
み「じゃあ流すよ」
スゥッとCHICOさんが息を吸った瞬間、部屋の中の空気が変わった
そらるさんとみーさんの纏う雰囲気が一瞬で厳しいものに変わり、CHICOさんは歌うことに集中していて、ろんさんとまふさんは見たことないくらい真面目な顔になっていた
これが、夏合宿……
C「ふぅ……どう？今回は喉が調子よかったからいいと思うんだけど」
そ「うん、よかったよ。感情も込もってたし」
み「ただ喉の調子で左右されちゃうのはよくないから、どんな状態でも歌えるようにね」
C「ええ」
貴「凄いですね……」
ろ「でしょ？これが夏合宿の本来の姿だよ、たぶん歌詞太郎さんのところはもっと凄いよ」
貴「歌詞兄厳しいですしね…」
ま「次、僕いいですか？」
そう言ってまふさんが立ち上がると、そらるさんが厳しい顔つきのまま無言で頷いて、準備をし始めた
一瞬でこの雰囲気になれるなんて、凄いけど怖いなぁ……
C「まふ君、今年は落ち着いて終われたらいいけどね…」
ろ「そうですね…」
貴「何かあったんですか？」
C「ん…昨年ちょっとね……」
CHICOさんとろんさんは少し話すのを躊躇っていた
何が、あったのかな……
そ「……まふ、昨年のことは忘れちゃダメだが忘れろ」
ま「………はい」
み「まふ君も知ってるでしょ？彼が歌に全力だってこと、彼に悪気はないよ」
ま「わかって、ます」
まふさんの目から、光が消えかけてる……
『彼』って、司兄……？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 168人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
月夜(プロフ) - 雛ネコさん» ありがとうございます！更新する時間があまりなくて止まり気味ですけど頑張ります！と、友達申請ですか！？もちろん構いませんよ！寧ろいいんですか…？(＾ω＾=＾ω＾) (2015年10月24日 10時) (
レス) id: 5e57509f4b (このIDを非表示/違反報告)
雛ネコ(プロフ) - 前作全部読ませてもらいました！とっても面白いですね♪これからも頑張ってください！応援してます！あとできたら友達申請してもいいでしょうか・・・？（・ω・。） (2015年10月23日 21時) (レス) id: 477b4e320d (このIDを非表示/違反報告)
月夜(プロフ) - 魔導士さん» すみません！アンケート終了したんです……でもありがとうございます！アイロニいいですよね……更新頑張ります！(＾ω＾) (2015年10月16日 23時) (レス) id: 5e57509f4b (このIDを非表示/違反報告)
魔導士(プロフ) - アイロニは、どうですか？あっ。とっても面白いです！更新頑張ってください！ (2015年10月16日 21時) (レス) id: 2958ee21ce (このIDを非表示/違反報告)
月夜(プロフ) - しぃさん» ありがとうございます！テストが終了し次第更新しようと思うのでお待ちください(＾ω＾) (2015年10月15日 13時) (レス) id: 5e57509f4b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：月夜 | 作成日時：2015年9月24日 19時
