☆２０話☆ ページ22
歌「あ、おかえりー……どうしたの暗い顔して」
貴「明日…生きて帰れるかな……」←
歌「うん、本当にどうしたの？」
暗いトーンで話すと、怪訝そうな顔で聞いてきた司兄……うん、その可哀想な子を見る目で見ないでまふさん
この４人は慣れたんだけどさ……うん
貴「明日ね、ゆうちんたちとカラオケ行くことになったんだけど……他にもいるらしくて…」
天「ねぇねぇ、ゆうちんって誰？」
貴「葉月優です、歌い手の。友達なんですよ」
ま「え！？じゃあ灯油さんも来るの！？」
そ「うるせぇ朝から叫ぶな……灯油なら大丈夫だろ、面白いし」
歌「鹿乃さんもいるなら……ゆりん君も来るのかな？」
司兄察しよすぎ
うぅ……灯油さんかぁ………
天「大丈夫だよ、慣れると面白いし」
貴「でも……私人見知りなんですもん…」
((((「もん」って可愛い…！))))←
なんか４人が口元押さえて震えてるんだけど、私何かしたっけ？←
あ、ちなみにご飯食べながらこの会話してます、どうでもいいですね←
ま「でも大丈夫じゃない？知り合いがいてるなら」
貴「まぁ……はい」
そ「なら必然的に今日は遊園地だな」
歌「そうだねー、A準備しておいで」
貴「うん、わかった。ありがと」
司兄にお礼を言って、部屋に向かう
あんまり目立たない格好しないとなぁ…ただでさえ眼帯で目立つのに
あ、でも自分可愛くないから大丈夫……じゃないな、あんなイケメン４人といたら周りの目で終わる、私が←
………こういうのは平気なのになんでこんなに人見知りなんだろ、私
人見知りになったのも、左目の視力を失ったことも、両親が亡くなったことの理由を覚えていないんだよね
なんとなく、両親の最期の姿を見たあとに、司兄が泣きながら抱きしめてくれたことだけは覚えている
………やめよう、これはその内わかるだろうし
貴「やっぱりお洒落しようかなっ！」
白いワンピースにデニムジャケットを合わせて、誕生日に司兄が買ってくれた白猫のモチーフがついたイヤリング、そして誰から貰ったのかわからないけど、黒猫のチョーカーをつける
これ可愛いけど、誰がくれたのか知らないんだよね……覚えてないだけかな
貴「それじゃあ２人共、いってきますっ！」
勢いよく部屋から出て１階に行くと、皆玄関で待っていた
うん、皆お洒落だね！眩しくて見えないよ←
貴「お待たせしましたー……そらるさん？」
そ「え、ああ……なんでもない」
どうしたんだろ
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月夜(プロフ) - nanaさん» コメントありがとうございます。はい、頑張らせて頂きます！ (2016年7月26日 19時) (
レス) id: 908af49495 (このIDを非表示/違反報告)
nana - 前作から読んでました!! 今回もすごくいい作品だと思います!! これからも応援してます!頑張ってください! (2016年7月26日 19時) (レス) id: 3909bfdc84 (このIDを非表示/違反報告)
月夜(プロフ) - ののかさん» コメントありがとうございます。返事が遅くなり申し訳ありません。そうですよ、少し色々ありまして、「眼帯少女は男性恐怖症らしいです」から、このように変更させてもらいました。パクりなどではないのでご安心ください。 (2016年5月28日 18時) (レス) id: 5e57509f4b (このIDを非表示/違反報告)
ののか - 「眼帯少女は男性恐怖作症らしい」作った人の小説？すっごい似てるような… (2016年5月27日 19時) (レス) id: e9c3462811 (このIDを非表示/違反報告)
月夜(プロフ) - 紅葉さん» コメントありがとうございます。事情が事情なので自分勝手なのですが、変えさせてもらいました。でもこれからも見ていただけると嬉しいです。 (2016年5月1日 21時) (レス) id: 5e57509f4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月夜 | 作成日時：2015年6月17日 0時
