☆１４４話☆ ページ31
貴「ハァ……」
優「おやおや？溜め息なんて吐いちゃって……昨日月翔さんと何かあった？？」
貴「なんにもなかったよ〜……大きな家だった……」
優「月翔さんお金持ちだもんね〜」
学校に着いたものの教室に行く気分になれず、なんとなく生徒会室に行くと、ゆうちんがいた
……そういえば、ゆうちんどうなったのかな
貴「……ねぇ、ゆうちん」
優「ん？どしたの？」
貴「…………家のこと、どうなったの？」
そう言うと、途端に顔色を変えて目から光が消えたゆうちん
……やっぱり、まだ向き合いきれてないんだ
優「……正直に言うと、まだかな。兄さんに何とか先延ばしにしてもらう手伝いはしてもらってるんだけど、お婆様も母様も……これ以上はダメだって………だからさ、もう諦めよっかな…て思って「ダメだよ」……え？」
貴「……ダメだよ、まだ、諦めるときじゃない」
何故か口から零れ出た言葉
ダメだなんて、私に止める権利なんてないのに
優「…そっか。……うん！もう少し頑張ってみるね！」
貴「あ……うん…私も、出来ることがあったら協力するね！まずは家に乗り込んで……」
優「待って待ってwwそれは困るwww」
貴「あらそう？ww」
まただ、笑ってるのに笑ってない
ねぇ、ゆうちん。……いや、優
どうしたら君は
貴「…よしっ、そろそろ教室行こっか！」
優「おっしゃー！競争じゃああ！！」
貴「あっ、ちょっ、待てやああああ！！！」
『おい伊東！葉月！廊下は走るな！』
「「すみませえええん！！！」」
私達を、もっと頼ってくれますか
ｰｰｰｰｰ
優side
Aちゃんと２人だったからなのかは分からないけど、つい口にしてしまった
『諦めよう』なんて、出来るわけがないのに言ってしまった
優「ハァ……」
び「……あのさ、暗いオーラで俺の横にいないでくれる？」
優「…お前に女子を気遣う気持ちはないのか……」
び「え、お前女子だったの？」
優「あ"ぁ"？」
飄々とした笑顔で『ごめんごめんw』と謝る成が、普段からそんな奴なのに何故か今日は妙にムカついてしまった
……だからまあ、言うつもりはなかったのだ
優「アンタみたいな、飄々とした人間が私は大っ嫌いなのよ！！！」
び「…ゆ、優……？」
優「っ……ごめん、ちょっと来て」
び「え、でも授業「いいから」えぇ……」
無理矢理腕を引いて生徒会室に向かう
遊先生は授業があるから大丈夫だろう
……好きじゃないから、話すだけだ
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月夜(プロフ) - いちか(Tomotomo)さん» そんな…面白いんだなんて最高に嬉しい褒め言葉ですよ…(´∩ω∩`*)これからもリピートしちゃう程面白いと思っていただける作品を書いていきたいです(＾ω＾) (2017年3月28日 3時) (
レス) id: 908af49495 (このIDを非表示/違反報告)
いちか(Tomotomo)(プロフ) - 月夜さん» 月夜さんの作品は面白いのでリピートして読めちゃいますもんw (((´∀｀*)あは (2017年3月27日 20時) (レス) id: 58bf074e1a (このIDを非表示/違反報告)
月夜(プロフ) - いちか(Tomotomo)さん» ありがとうございます！そう言っていただけて凄く嬉しいです！確かにハマったものは最後まで読みたいですよねwそんな作品と思っていただけて嬉しいです！ (2017年3月25日 20時) (レス) id: 908af49495 (このIDを非表示/違反報告)
いちか(Tomotomo)(プロフ) - 月夜さん» 更新まってますね！！.｡ﾟ+.(*''*)ﾟ+.ﾟ 飽きないので大丈夫です！！ww ハマると最後まで読み続けたいですからww (2017年3月25日 17時) (レス) id: 58bf074e1a (このIDを非表示/違反報告)
月夜(プロフ) - いちか(Tomotomo)さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけると作者もやったー！！ってなりますw ありがとうございます！無事合格出来ました！ 皆さんに飽きられないようなペースで更新していきたいです(＾ω＾) (2017年3月24日 18時) (レス) id: 908af49495 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月夜 | 作成日時：2016年1月29日 20時
