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夜、そろそろお腹が空いた頃
台所の三角コーナーに入っている人参、玉ねぎ、じゃがいも、
雑な切り方でまだ食べられる所が残っている
シチューだったのかな？
いいな
食べたいな
三角コーナーからその野菜を取り出す
こんな生活をしているけど、それは私だけで、貧乏ではない
寧ろお金持ちだ
それでもお金を必要とする父はどうかと思う
ご飯を食べ終わったら、私が次にするのは
「……行って来ます」
バイト
姉「またバイト？」
妹「相変わらず頭ちっちゃーい」
姉「顔がちっちゃいじゃなくて？」
妹「あんな頭だから平均点しか取れないんだって」
「ん」
私は適当に短く返答して家を出た
もう夜で外は暗い
少し暑くなってきた夜空に、せっかちなセミの鳴き声が広がっていた
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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作者名：ピクルス | 作成日時：2017年1月6日 13時
