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あれからどうやって敵を倒したのかは覚えていない。気がつけば俺とシンタロウしかこの場にいなかった。
「なんで...シンタロウ...俺は妖怪なんだよ、刺されても痛いだけで死なないんだよ...」
「っ...つい...体が勝手に...でも、ホクト...痛いの嫌いじゃん...?」
「嫌いだけど、シンタロウが...シンタロウが痛い思いする方が嫌いだよ！！」
「...ホクトごめんね、ずっと一緒って約束...守れなくて...」
「そんな、大丈夫、まだ...まだ助かるよ...!」
「ホクト...」
そう言われて手を握られた。まだ温かい。生きている。
「ホクトには...長く生きて欲しい...いつか、魂とか生まれ変わりとか...そういうのがっ...あるとしたら...」
−俺は何度生まれ変わっても...ホクトに会いに行くから、大好きだよ−
「シンタロウ...っ...」
言いたい言葉が詰まって出てこなかった。
「...俺も...必ずシンタロウを探すから。」
かろうじて絞り出した声でそう誓ったらシンタロウは笑ったような気がした。
蒸しかえるような暑さと鉄の香りが身体を刺激した。涙はとめどなく溢れて止まらなかった。
そしてシンタロウの全てと、誓った言葉を忘れることは無かった。
...この幸福も不幸も忘れることは無かった。
あれから1000年経った、今日の日も。
＊＊＊
白蛇:縁起最近観て、妖怪と人間のストーリー書きたくなって書きました。長々としたお話でごめんなさい(汗)続きも書けたら書きます！
あとhk右多いですが私の好みの影響なのでお許しください...!
反対の 私/俺 達は(Pink×Black×Pink)→←・
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ゆきんこっぺ(プロフ) - トマト！さん» 夜分遅くにすみません。リクエストして頂いた作品なのですが、出来上がったもののR18フラグが立ってしまい新しく『滲んで、溶ける』という方で作らせて頂きました(>_<)そちらを見て頂けると嬉しいです...! (2021年8月13日 0時) (
レス) id: 109fbc533d (このIDを非表示/違反報告)
トマト！ - こんにちは！！もし良ければ、どのcpでもいいので結構濃い裏を書いて欲しいです、、！ (2021年8月8日 2時) (レス) id: 810e0e885e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきんこっぺ | 作成日時：2021年7月21日 18時
