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もう北斗とはいつの間にか引き返せないところまで深入りしてしまっていたみたいだ。
もっともっと北斗が欲しくなってしまった。
「今夜もいい？」
「急だね、でも...俺もそのつもりだったから」
その言葉を合図に始まる時間。
今夜はどこまでもいける気がする。北斗ととことん落ちるつもりだ。
いいよね？北斗。
「ん...」と甘い声を漏らす北斗。指先が北斗に触れるたび少しだけ時間が止まる気がするんだ。
いつもと変わらないこの部屋も北斗がいるだけで特別になるんだ。
あと何回この部屋で過ごせるだろうか、なんて今は考えたくない。
「樹...大好き...」
とへにゃりと笑う北斗を見て胸が苦しくなる。
本当に愛おしい、俺の世界は北斗中心にできているのかも。
愛し合う時間が時間が終わりベットの上。ふと思った事を口にした。
「多分、俺たちの事は誰にも言わない方がいいよね。」
何故ならばもうすぐ俺は...この世からいなくなるのだから。
「そっか、そうだよね。」
北斗はあっさりと頷いた。その意図を汲み取ってくれたのかと思っていたけれど、
「2人だけの秘密って響きいいもんね。」
って言ったから真相はわからない。ただ、また予想外の答えが返ってきて驚いた。
「樹と2人だけの秘密か...」
なんてニヤニヤしてる北斗がかわいくて、もっと暴きたくなった。真相とか細かい事は今はいい。
もう一度北斗に覆いかぶさった。
一瞬驚いた顔をしていたがニコッと笑った。
「まだ、するの？」
「もちろん。」
今夜は、北斗も知らない北斗の事をもっと教えてよ。
北斗の発する言葉は名作の本になりそうで、何気なく歌ったフレーズは名曲になりそうだ。
...ずっとずっと聴いていたいな。
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ゆきんこっぺ(プロフ) - トマト！さん» 夜分遅くにすみません。リクエストして頂いた作品なのですが、出来上がったもののR18フラグが立ってしまい新しく『滲んで、溶ける』という方で作らせて頂きました(>_<)そちらを見て頂けると嬉しいです...! (2021年8月13日 0時) (
レス) id: 109fbc533d (このIDを非表示/違反報告)
トマト！ - こんにちは！！もし良ければ、どのcpでもいいので結構濃い裏を書いて欲しいです、、！ (2021年8月8日 2時) (レス) id: 810e0e885e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきんこっぺ | 作成日時：2021年7月21日 18時
