蒼い瞳の無口な少女は【鬼滅の刃】

by奈雪 ３２ ページ33

ー？？sideー




あぁ、会えた。




やっと、会えた。




こういうときは何て言えば良いの？





カナエ姉さん、しのぶ姉さん...





私は、何て言えば良いの？





大事な人が、鬼になっているの。





私のことも、憶えていないみたいなの。





“約束”も、忘れてるかもしれないの。





？？「・・・指切りげんまん？」





忘れては、いないみたい。





ポロポロと静かに涙が零れおちている。





私は、どうすれば良いの？




分からない...




？？「バイバイ」




行かないで。





そう、言いたかった。




けれど



カナヲ「ｯ...ｧ！！」ﾊﾟｸﾊﾟｸ




声が、出てこないの。




呼び止めたいのに、声が、出ないの。




貴方のことは何て呼べば良いの？





私も、貴方も名前がなかった。




私をいつも護ってくれた。




だけどある日忽然と姿を消してしまった。




忘れられなかった。




忘れられるはずがなかった。




私と貴方は『・・・』だから。




ずっと、会いたかった。




また、会えるかな。




私は、此れからも約束を護り続けるよ。





其の約束は




貴方と私を繋いでくれる唯一のものだから




ー？？side終了ー









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ーーー
度々更新遅くてすみません...

あとこの回割と(凄く)重要なことを書いたのですがお分かりいただけたでしょうか？(ホラーではありません)

キャラ崩壊ごめんなさい

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