蒼い瞳の無口な少女は【鬼滅の刃】

by奈雪 ２１ ページ21

あ、いた。



奏多「ねぇ君」

錆兎「・・・鬼が何の用だ。」



ー水の呼吸壱のかt奏多「斬れるものなら、ね」



少し、殺気みたいなのを出せば分かってくれるのかな？



奏多「話しを聞いてくれないかな？」


童磨君曰く私が何も思わずに笑うと信者が怖がりそうなんだって。


錆兎《殺気が・・・

でも、男なら！！》


此の子、凄い。


私の殺気を前にしても斬り掛かろうとしてくる。


奏多「君、凄いね。」


そういえば


奏多「此のお面の子、泣いてたよ。

行かないでって。

君死んだらあの子どうなるんだろうね？」


最悪心を壊す。


私は、知ってる人がいきなり消えるのは嫌かな。


・・・知り合いなんていたっけ？


もしかして知り合いじゃない？


知り合いじゃないなら、誰？



頭の中を掘り返されるような感覚に陥った。


其れが何だか前も感じたような感情に襲われて体が少し震えてきた。


恐怖、だったっけ？


恐ろしいに怖い。


決していい意味ではないはずだ。


其れなら何故恐怖を感じたのだろう。


鬼になってからは(・・・・・・)感じたことは無い。


なら、鬼にしてもらう、前？


私は、何者だったの？


青彼岸奏多は何者？


ねぇ、貴女は一体何者なの？


どうして、私と同じ顔が２つも並んでいるの？


私に人間の知り合い(・・・・)はいないはずなのに...

by月翠 ２２→←by月翠 ２０

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す