Let's入学式！ ページ2
「急げーッ！」
やばい、やばい、やばい、入学式から遅刻はやばい！
もう、間に合わない。よし！諦めよう！！
国見「おい！急げよお前！」
後ろからイケメン君が猛ダッシュしてきた。
「はーい！」
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間に合ったよ？間に合ったけど…
あのクソ爺(校長)、話長ぇ…
遅刻すりゃよかった…
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田辺「このクラスの担任田辺だ！宜しくな！」
「田辺ちゃん、いっけめぇーんッ！」
田辺「一応俺は教師なんだが…？」
「先生、つけて欲しいの？田辺ちゃん先生！」
田辺「あー、はいはい。じゃぁ、Aお前から自己紹介してくれ、」
「はいはーい！みんなのアイドル！AAちゃんでーっす！！」
全員(出会ったばっかだろ！？)
「最近の悩みは、鏡を見る度に美しくなってることです！」
全員(自称美人！？)
田辺「最近の悩みなんて、聞いてない。」
「もーっ、田辺ちゃん先生ってばぁー！冷たいなぁー！！」
田辺「じゃぁ、次、国見。」
「無視！？」
国見「国見英…です！」
「おおっ！朝のイケメン君！！」
国見「最近の悩みは、俺の目の前にいる女子がうるさいことです。」
「えっ？何？出会って間もないのに気になってんの？もぉー、国見も罪な男だ！！」
田辺「いい加減ちょっと、黙れ。」
「あら、黙らないと職員室連行？それとも、成績ダウン？」
田辺「両方、プラス親に報告。」
「職員室とか、生徒指導ルームとか、成績ダウンはしていいから親にだけは…親にだけはッ！！報告しないでぇぇぇぇぇぇぇッ！！」
田辺「じゃぁ、静かにしろ。」
「黙ると死にます。」
田辺「はい、はい。」
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