月島の双子の姉は… (ページ25)

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バスページ25

a.m.0:45

日「ふぁぁあぁあぁ……」

でっかい欠伸。

月「A酔い止め飲んだの？」

貴「飲まなかったら吐くよ……」

山「Aちゃん車酔いするの( ☉_☉) ﾊﾟﾁｸﾘ｡」

かなり酔いやすい方だと思う。

武「みなさん集まりましたね。運転は僕と烏飼君で交代して行います」

澤「オネシャアアッス！」

全「「「オネシャアアッス！」」」

武「よっ夜だから静かにね…！」

澤「あ、すみません」

バスに次々と乗って行くと、影山の隣になった。

貴「うわ最悪なんだけど」

影「なんだとッ！」

貴「うるさ……はぁ…寝たら起こしてよね」

影「は？なんでだよ」

貴「私寝ると酔っちゃうから」

分かったのか分かってないのか影山はそっぽを向いた。

だが夜中。いつも9時には寝てる私には起きているのは辛いわけで…

影「…おい…大丈夫か…？」

貴「…眠い……でも寝たら辛くなる」

色々限界が来てる…

成「あ、のさ……」

通路の反対側から声をかけて来たのは、二年生の成田さんだった。

私が初めて部活に行った時、風邪で休みだったらしい。

成「俺もさ、その…寝たら気持ち悪くなっちゃうタイプなんだけど、一時間だけ寝てみたら？俺、一時間なら気持ち悪くならなかったから…もしかしたら月島さんも大丈夫かもしれないし」

その言葉を聞いた瞬間、安心したのかなんなのか、酷い眠気に襲われて…

あっという間に寝てしまった。

影「寝た…」

成「なんかものすごく疲れてるみたいだね…一時間たったら起こしてやってな？影山」

影「……うっす…」