月島の双子の姉は…

千羅さん ページ17

？「おーい！どこだ！どこにいるんだぁぁい！Aーーーー！」

？「ひ、ひさっ氷雨さっ……ま、まって…」





なんか聞こえるんだけど。

声のする方をじっと見ていると体育館のドアがバン！と開いて…

？「あ！おーい！」

貴「え…」

？「A！A〜！おぉぉぉいい！」

貴「………」



あれ…なんかいる…は？

東京出てから当分会えないだろうなって思ってたのに…

そんな私の気持ちを知らないのか、ちょっと会えなかった友達のようなテンションで、両手を広げてダダダダと走ってくる。


？「3日ぶりだね！」

貴「え…あ、うん…」



隣で澤村さんと東峰さんが固まっている。

本物…？


？「なんで逃げるの⁉」

貴「だってアンタが普通にいるから…」


思わず澤村さんの後ろに隠れてしまった。



東(隠れきれてない……)



澤「…随分…避けられているようですが…」


？「そんなぁぁぁ！！僕は…僕はどうしたら！」


この変な反応は…


？「あ、出てきてくれた！」


貴「何しに来たの…千羅さん」








田「うおっ…武ちゃんが死んでる…」

西「あの人誰？」


武「あ、あの人…はぁ…は、つ、月バリで…はぁ…月島さんの…担当をしてる…」



氷「氷雨千羅(ひさめせんら)です！よろしくねぇ」


貴「小文字とかキモいから」

氷「辛辣ッ！」

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