64話 ページ17
〜試験会場前〜
Ms.ジョーク
『なんだ、A!!久しぶりじゃないか!!Aが帰ってきてから会いたかったんだよ〜!!な！イレイザーくれ!!』
A
『ジョーク!!私も久しぶりに会いたかったけど、またそうやってからかうんだから!!あと、あげません!!』
今頃私に気づいたのか、しょうちゃんがびっくりした様に私を見ていた。
当然、しょうちゃんだけでなく、生徒達も驚いた様で…
まぁ、ジョークにも驚くよね…普通…
1人だけ目がキラキラしてるね、緑谷くん…。
彼はヒーロー大好きっ子なのかな…。
Ms.ジョーク
『なんだ、くれないのか!!ウケるな!!じゃあ、Aと付き合おっか!!』
A
『どこにウケたの!!まぁ、それなら…』
相澤
『良くない。断じて、良くない。』
Ms.ジョーク
『イレイザー必死か!?ウケるなぁ!!!!』
段々とカオス状態になりつつあるところを、しょうちゃんが咳払いをしてジョークに話しかける。
相澤
『ジョークがいるってことは…』
そう。
雄英高校とはまた敵対するヒーロー学校。
傑物学園(けつぶつがくえん)。
彼等もまた、今日のヒーロー仮免許の試験を受けに来ていたのだった。
Ms.ジョーク
『ま、宜しくな!!ところでこんな所に何しに来たんだ？A。はっ！私に逢いに来たんだな！式はいつにする？』
A
『私は仮免の番宣に呼ばれてここに。少し見学したら帰るつもりで…。まって、挙げないから!!』
相澤
『本当に扱い辛いな、ジョーク。』
Ms.ジョーク
『なんだよイレイザー！ちゃんと2人とも嫁にするさ!!』
相澤
『勝手に嫁にするな。全く…』
大人達で話している間は、生徒達が少しだけ互いに交流していたりして…
そう言えば、例年通りだと仮免では雄英潰しがあるから…
私の時はあまり交流がなかったな…と、悲しい思い出を思い出してしまった…
相澤
『それじゃ、もうそろそろ行くぞ…』
A
『あ、そ、そうだよね！皆さん、頑張ってくださいね!!』
Ms.ジョーク
『えぇ〜もっと喋れたらなぁ…。あ、今度菓子折り持って婚約の挨拶行くわ！』
相澤
『うるさい。ほら、早く入るぞ』
ジョークの背中を押すように会場内へと向かっていく御一行。
生徒達には何もアドバイスしてあげれなかったけど、あの子達ならきっと大丈夫。
A
『さてと、私も関係者席に行かなきゃ…』
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月王子(プロフ) - かっちゃん様 コメントありがとうございます！そう言って頂けると凄く嬉しいです！とても励みになりました。これからも暖かい目で読んで頂けますと幸いです！ (2020年6月5日 22時) (
レス) id: 3b2a481344 (このIDを非表示/違反報告)
かっちゃん - めちゃくちゃ面白いです！1から一気見しちゃいました！笑相澤先生カッコよすぎるー！この先がすごく気になる！！更新頑張ってください！応援してます！ (2020年6月4日 21時) (レス) id: 1736336eab (このIDを非表示/違反報告)
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