6粒 ページ7
ルキ「それでは、失礼します」
そう言って無神兄弟は行ってしまった。
貴「…………ピーナ」
バサバサバサッ
何処からかピーナが現れた。
ピーナは普段、姿を隠して校内を監視&見回りをしている優秀な使い魔(コウモリ)である。
貴「ピーナ、無神兄弟を少しの間監視してください。校内の見回りは貴女が他のコウモリに指示を出して頂戴」
ピーナはキュイｯと鳴いて飛んでいった。
貴「…………。一度集まってもらった方がいいかもしれないわね」
机にある校内放送用マイクにスイッチを入れて少し息を吸い込む。
『放送します。逆巻シュウ･レイジ･アヤト･カナト･ライト･スバル。以上の６名は至急、生徒会室まで来てください』
放送を２回繰り返しスイッチを切る。
･
･
キィ
放送して間もないのにドアが開いた
シ「………」
貴「あら、シュウが１番ね」
シュウは何も言わずにソファーに座っている私の所に来た。
貴「シュウ？」
シ「膝、貸して。寝不足なんだよ」
だるそうにそう言うとポスッと私の膝に頭をのせる。
んん〜と頭をぐりぐりして甘えているみたい
貴「ふふっ、シュウ。どうしたの」
シュウは私の手を自分の頭にのせて撫でろと言っている様だった。
シ「A……」
シュウは私の名前を呼ぶと上半身を起こして抱きついてきた。
シュウが私を名前で呼ぶ時は甘えたい時か何かを企んでいる時だけ。
貴「何かな？甘えたシュウくん」
そう言うと少しムッとするシュウ
シ「そうだな、Aが小さい頃から俺を甘やかすから」
貴「あら、それは私のせいって言いたいのかしら？」
シュウは私を抱き上げて自分の膝に私をのせる。
立場が逆転してしまった。
シ「そう言う事になる。Aのせいだ」
向き合う形でシュウの膝の上にいるから恥ずかしくないと言ったら嘘になるかな
シュウは私の髪の毛先をくるくると指に絡めて弄んでいる。
貴「シュウ？何がし」
《何がしたいの？》そう聞きたかったのに聞けなかった。
シュウが私にキスしたから。
優しく頭を固定されているから逃げられない。
と、いうか逃げれない。
シュウの顔がほんのり赤く染まって照れながらも真剣で……
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ゆりか(プロフ) - とても続きが気になります！！更新待ってます！！^ ^ (2020年7月7日 1時) (
レス) id: ce3588ab80 (このIDを非表示/違反報告)
SM - ライトくんLOVE×無限 更新頑張ってください (2020年4月4日 20時) (レス) id: b6be28c7e2 (このIDを非表示/違反報告)
いなほ* - いつの間にか更新されついる…！！この作品好きです！これからも頑張ってください！ 応援してます！！ (2018年3月28日 14時) (レス) id: b24eaa9697 (このIDを非表示/違反報告)
アユムー - 本当に、この話好きです！１日で読んじゃいました！(笑)更新頑張ってください！ (2018年2月11日 7時) (レス) id: 1aa9ff3736 (このIDを非表示/違反報告)
白薔薇@スバルlove - なんて素敵な話しなんだ…もろタイプ(真顔)話しの続きがとても気になっていたのでコメントさせてもらいました！無神兄弟と夢主の絡みが見たい(´. .` )更新頑張ってください！ずっと待ってます♪ (2017年1月10日 23時) (レス) id: a75230426b (このIDを非表示/違反報告)
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