22粒 ページ23
さて、ユイちゃんの事はアヤトに任せるとして…
私は無神兄弟を調べようかしら。
貴｢これからは私の使い魔ピーナにも校内を監視してもらうけれど、何かあったらすぐ報告して頂戴(ちょうだい)ね｣
そう言うと頷(うなず)いてくれる弟達。
皆優しくて、私は幸せ者ねぇ…
レ｢今日はもう遅いので寝た方がよろしいのでは？｣
私の飲み終わったカップを下げながら言うレイジ。
ふと時計に目をやると、いつも寝ているであろう時間を少し過ぎていた。
貴｢そうね、ありがとうレイジ。そろそろ寝ましょうか｣
もうすでにソファで寝ているシュウ。
ヴァンパイアは風邪を引かないけれど、それでも心配になる。
貴｢スバル、シュウを起こして？起きてもそこで寝るんだったら寝かせておいていいわ｣
ス｢…わかった｣
スバルはしぶしぶと言った顔でシュウを起こしに行った。
私も眠たくなってきたし、早く寝ましょうかねぇ…
確か、今日はライトとアヤトの日ね。
アヤトはユイちゃんの所に行かせたから、ライトと2人きりかしらね？
ラ「んふ、今日はアヤトくんがいないから2人っきりだねぇ？僕と甘〜い夜を過ごそうね」
貴「あら、同じ事思ってたのねライト。でも、甘〜い夜にはならないわよ？」
ラ「じゃあ...シないの？」
貴「私はもう寝たいのだけど...仕方ないわねぇ」
ラ「姉さんならそう言うと思ってたよ♡」
早く早くと急かすように私の手をとって部屋へと向かうライト。
久しぶりにライトと2人きり＿＿＿＿
こんな夜は＿＿＿＿
.
.
.
貴「ふふっ、また私の勝ちね」
ラ「うーん、あともうちょっとだったんだけどなぁ」
2人でチェスでも嗜(たしな)むのが最近の楽しみ。
夜ふかしはあまりしたくないのだけどね、ライトが持ってきた遊びだもの。
貴「もう1戦、する？」
ラ「寝たかったんじゃないのぉ？」
貴「寝かせてくれなかったのはライトじゃない」
ラ「そうだねぇ。じゃあ、今度はチェスじゃなくて...」
目の前に座っていたライトが私の方に手を伸ばして前に垂らした髪の毛を掬(すく)いとった。
ラ「姉さんの...温もりが欲しいなぁ」
部屋の灯(あか)りがライトの顔や仕草を照らして、弟ながら見とれるほど美しい。
貴「姉さんが抱きしめてあげるわ、ライト。」
スルスルと私の首を通り過ぎて抱きつくように絡(から)まる腕。
ライトも、まだまだ可愛い甘えん坊なのよねぇ...
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ゆりか(プロフ) - とても続きが気になります！！更新待ってます！！^ ^ (2020年7月7日 1時) (
レス) id: ce3588ab80 (このIDを非表示/違反報告)
SM - ライトくんLOVE×無限 更新頑張ってください (2020年4月4日 20時) (レス) id: b6be28c7e2 (このIDを非表示/違反報告)
いなほ* - いつの間にか更新されついる…！！この作品好きです！これからも頑張ってください！ 応援してます！！ (2018年3月28日 14時) (レス) id: b24eaa9697 (このIDを非表示/違反報告)
アユムー - 本当に、この話好きです！１日で読んじゃいました！(笑)更新頑張ってください！ (2018年2月11日 7時) (レス) id: 1aa9ff3736 (このIDを非表示/違反報告)
白薔薇@スバルlove - なんて素敵な話しなんだ…もろタイプ(真顔)話しの続きがとても気になっていたのでコメントさせてもらいました！無神兄弟と夢主の絡みが見たい(´. .` )更新頑張ってください！ずっと待ってます♪ (2017年1月10日 23時) (レス) id: a75230426b (このIDを非表示/違反報告)
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