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〜osmn side〜
2学期が始まって直ぐ席替えになって隣になった女子
その子は今年引っ越して来た子
優等生として有名やった
それに、グルッペンとテストで同率1位になる程の秀才
中学時代に大先生の先輩でもあったらしい
だが、隣を見ると先生の話が余程詰まらないのか欠伸をしながら外を眺めていた
優等生でもこんな事やるんやな....
そう思って見ていたのだが、俺の視線に気づいたのか振り返ってくるので咄嗟に先生の方を向いた
そして、首を傾げながらまた外を眺め始めたのを横目で確認し、また観察してみる
またもや視線に気づいたのか振り返ってくるが先生の方を向く
それが何回続いたのか分からんけど、先生が呆れたように
「............お前らコントみたいな事をするな」
と言った
その途端クラス中が笑いに包まれる
やけど、隣を見るとどうでもいいような表情をしている星宮さんが居った
大先生の先輩という事は知っているのだが、夏休みの夏祭りで偶々見かけたとき居ったのは大先生だけやなかった
エミさん、シッマ、ロボロもいた
彼女がどうやって信頼を取ったのか知らないが、少し分かった気がした
俺らが女子をあまり好かないのは、しつこく言い寄ってくるからやし
でも、彼女は特に何も言う事もなく、逆に来るな、というオーラが凄い
2校時は係などを決める時間やった
相変わらず詰まらなそうに外を眺めていた
だが、その表情もある言葉によって崩れる
「先生、後期の学級委員に星宮さんを推薦します」
しかも、その推薦に俺の名前も入る
俺は別に構わんのやけど、当の本人は嫌そうな顔をしている
そして、ボソッと彼女が零した言葉は
「面倒ごとは嫌いなんだよなぁ...」
だった
優等生と言われるがやはり嫌いなものは嫌いなんやな
やけど、星宮さんの思いは伝わる事なく後期の学級委員は俺と彼女になった
ま、後期やから後1ヶ月くらいあるけどな
昼休みになると、彼女は早々に教室から出た
何処に行ったのか気になったので、尾行してみると2年の階だった
ある教室の前の壁に寄り掛かってスマホを弄っている
すると、教室からは大先生が出てきた
大先生はシッマと喋っていたが、2人は星宮さんを見ると直ぐに駆けて行った
「先輩、食堂行かへん？」
「俺鮭食いてぇわ」
「ほんと自由ねあんたら」
そんな軽い会話をしながら3人は食堂へ歩いて行った
余計、関係が気になってくるわ...
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白玉色の赤えのぐ - 34、『じゃあ』じゃなくて『じゅあ』になってます。あと2こ目。更新頑張って下さい (2020年10月8日 7時) (
レス) id: 199b62a433 (このIDを非表示/違反報告)
猫( ≧∀≦) - 初コメ失礼します。内容、面白かったです！更新頑張ってください！(о´∀`о) (2020年9月30日 15時) (レス) id: f22a91ac1d (このIDを非表示/違反報告)
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