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〜you side〜
風が吹き、桜の花が揺れる
大きな学校の校門を通り校舎へ入って行く
懐かしき土地は私が生まれ、小学生の時まで育った所
色々な思い出がある場所で私は高校3年生になる
小学6年生の3学期の本当に最後に引っ越して高校3年生になった今戻って来たという形
本当は高校に上がるときにこっちに戻って来たかったのだが、親が3年生まではダメと言ったのだ
過保護なのかなんなのか
ま、でも心配してくれるのは嬉しいかな
校舎に入り職員室に行くと担任の先生が案内してくれた
体育館ではもう生徒が集まっていた
私は先生に案内されるがまま、椅子に座った
始業式が始まりどんどん進んでいく中、生徒会の挨拶があった
生徒会長＿グルッペン・フューラー
副生徒会長＿オスマン
書記＿トントン
副書記＿ショッピ
会計＿ひとらんらん
副会計＿鬱
庶務＿ゾム、コネシマ、シャオロン、ロボロ、エーミール、チーノ
と言う挨拶内容
その中に、知ってる名前が”2つ”
懐かしい名前だなと思った
それと同時に、息が出来なくなりそうだった
少し、考えてる内に始業式は終わってしまった
私はまた担任について行き、クラスで自己紹介する事になった
教室に入れば騒めきが生まれる
生徒達の目は好奇心に溢れてる
先生に自己紹介を促されるので、軽く
「転校してきました、星宮Aです
どうぞ、宜しくお願いします」
と、言う
まぁ、シンプルで一般的な挨拶だと思う
礼をし終わると拍手が起こった
拍手が止むと同時に先生が
「じゃぁ、星宮さんの席は一番後ろです」
と、後ろの席を指さして言うのでその席に向かう
黒板見えずらい席なんだよなぁ...と思いながら席に着いた
今日は一学期始めで、これから新一年生の入学式らしいので在校生とは全員午前下校になっている
私は帰りのSHRが終わった後、先生に引き留められて少し話をしていたので他生徒よりも教室から出るのが遅くなってしまった
机の上に置いていたスクール鞄を持ち、教室から出る
もう少しで階段、という所で走っている生徒と擦れ違った
？確か、生徒は下校な筈...
そう思いながら横を通り過ぎて、階段を下りて行った
多分、彼は何か用事があったのだろうから、引き留めてはいけないなと思ったのでそのまま帰ってしまった
「？A先輩？」
擦れ違った生徒が、私の名前を呼んでいるとは知らずに
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白玉色の赤えのぐ - 34、『じゃあ』じゃなくて『じゅあ』になってます。あと2こ目。更新頑張って下さい (2020年10月8日 7時) (
レス) id: 199b62a433 (このIDを非表示/違反報告)
猫( ≧∀≦) - 初コメ失礼します。内容、面白かったです！更新頑張ってください！(о´∀`о) (2020年9月30日 15時) (レス) id: f22a91ac1d (このIDを非表示/違反報告)
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