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翌日
そう、翌日の金曜日まではよかった
今日は土曜日
玄関の扉を開けると、なんと優菜と鬱君がいたのだ
私はその光景を見た瞬間、思考が止まった気がした
私が固まっていると優菜が戻してくれたけど、どゆこと？
2人をリビングまで上げて話を聞く事にした
優菜は
「勉強教わりに来たら、もう居た」
鬱君は
「生徒会がなかったから勉強教わりに来たんやけど」
なんか、もう
...どうしようこれ
優菜に言い訳が聞かなくなるんですけど
どうしようか迷っていると行き成り肩を掴まれた
前を見れば優菜な訳で
これから言うであろう言葉が想像できた
「てかA！
鬱君とは偶々話してたって言ったよね！？
知り合いじゃないって！
嘘だったの！？」
ガクンガクンと肩を揺らされる
これ酔いそう
なんて呑気な事を考えてると揺れがなくなった
今度は目の前に鬱君がいた
「先輩俺と知り合いやないって言ったん！？
いや流石に酷いわ
俺と先輩の仲やんけ！」
やめて鬱君
そんな余計な誤解を生むような言い方は
ほら、もう、優菜の顔が嘘でしょ！？って言ってるからさ
「ねぇ、A！
なんで嘘ついたの...」
待て待て、優菜が泣きそうな顔してるんだけど
え？？
そんなショックだったの？
その後1時間位掛けて優菜の誤解を解いて鬱君はふざけてたのでデコピンをお見舞いしておいた
優菜がなんで知らないって言ったの？と聞かれてたので
「なんか、面白くなかったから」
と答えたらデコピンが飛んできた
...避けたけど
「てかさ、勉強しよう？
もう9時なんだけど」
2人が来たのは8時だった
ただ、誤解を解くのにと茶番に時間を使い過ぎてあっという間に1時間使ったんだよね
まぁ、お昼までは今まで通り2人に勉強を教えた
いや、うん
正直言って2人は大変
2人同時に聞かれて、抑えてる場所が2人とも真反対なので一人一人教えないといけない
しかも、2人とも持ってきている教科も全然違うので更に厄介
今度からエーミールさん呼ぼうかな...
まぁ、なんとか乗り切ってお昼
昨日優菜に言われていたうどん
簡単に作って、シンプルにめんつゆを掛けたうどん
午後は6時位まで合間合間に休憩を入れながら勉強した
優菜と鬱君は最初は少しギスギスしていたものの、最後には普通に話す仲になっていた
2人にまた明日来る、と言われた
まぁ、特に問題もないので
「待ってるよ」
と言った
少し、騒がしくなった気がした
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白玉色の赤えのぐ - 34、『じゃあ』じゃなくて『じゅあ』になってます。あと2こ目。更新頑張って下さい (2020年10月8日 7時) (
レス) id: 199b62a433 (このIDを非表示/違反報告)
猫( ≧∀≦) - 初コメ失礼します。内容、面白かったです！更新頑張ってください！(о´∀`о) (2020年9月30日 15時) (レス) id: f22a91ac1d (このIDを非表示/違反報告)
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