2.5次元 (ページ9)

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お店は任せて！と知念くんに着いてった先は

完全個室のオシャレな店

知り合いの店なんだ、良く来るの。美味しいよと
慣れた手つきでメニューを渡される。

あら、そこそこ良い値段…

見るからに良さげな感じだもんね、そりゃそうか

知｢ちゃんとご馳走するから好きなの頼んでよ。あ、お酒飲む？僕日本酒｣

僕が奢るなんて珍しいんだから。
と何故か得意そうな知念くん

｢あ、ありがとう……じゃあ、私ビールで｣

適当に注文して、運ばれたお酒を乾杯する。

｢そういえば体調はもう大丈夫なんですか？お酒も飲んでるし…｣

知｢全然平気だよ。まぁ……貧血みたいな、うん。そんな感じ。ていうかさ｣

知｢なんでずっと敬語なの？僕達同い歳だよ？｣

｢えっ？！？！｣

昨日の今日でよく知らない人にタメ口は…って
思ってたから無難に敬語使ってたけど、

なんとなく勝手に年下かと思ってた……

あ、そういえば知念くんはずっとタメ口だな？

｢ん？待ってなんで私の年齢知ってるの？｣

知｢社員証に生年月日書いてあった｣

あぁなるほど。