2.5次元 (ページ44)

今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:1,686 hit

44 ページ44

伊野尾side

｢ていうかさ、みんなよく我慢できるよね。あんなに匂い強いのに｣

八乙女さんも起きてきて山田と2人で朝ごはんを準備してもらってる間。

山｢裕翔とひかは我慢できてなかったけどな｣

光｢また怒られるの俺？！｣

中｢俺もちょっとだけ！あれは不可抗力！｣

基本的に人間はみんな良い匂いがするんだけど、
Aちゃんは特に香水つけすぎてる人みたいに匂いが強い。

他にも匂いが強い人はたまにいるんだけど、
その中でも特殊で匂いの種類が違う。

吸血鬼は人間よりも嗅覚に優れてるけど

俺らの中でも特に俺、山田、知念、八乙女の4人は
残りの4人よりもさらに鼻が効くからなおさらクる。

｢知念まじですげえよ。最初会った時なんて飢餓状態だったんだろ？｣

知｢僕は常に理性働かせてるの｣

普通なら飢餓状態になると血を求めて本能が働いて人間を襲いかねない。
そうならないよう、基本的にパックの血で毎日お腹を満たしているけど

あの時の知念は3日飲んでなかったというから
まじでバケモンだと思う。

山｢極限まで理性働かせた結果気絶したけどね｣

知｢襲うよりマシでしょ｣

｢まじすげえ。今日だって生理中なんてあんなん歩く媚薬……ｲﾃｯ｣

光｢こら！｣