2.5次元 (ページ41)

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｢え？｣

伊｢Aちゃんって外じゃ結構クールなのね｣

？？？
どこかで会ったことあったっけ？

うーん、覚えてない。

伊｢前にうち来た時かな？帰りにナンパしたら振られちゃった｣

そこまで言われてやっと思い出した。
そういえば茶髪マッシュに会った気がする。

｢あの時の…その、その節はなんかすみません｣

伊｢あはは。他所で変な男にひっかかる心配が無くて結構｣

そう笑いながら近づいてくると

伊｢噂通り、イイ匂いの美味しそ〜な子。食べちゃいたい｣

髪をひと房すくい、自分の口元へあてながら艶っぽい視線を向けられる。

｢？！？！｣

咄嗟に髪を掴んで後退りをするも

伊｢なんてね。そんなに警戒しないでよ〜仲良くしてね♡｣

そう言ってヘラヘラ笑う伊野尾さん

ナンパといい今の行動といい…ちょっと、この人なんかやだな

距離感バグってる人苦手なんだよね。

中｢おはよー！｣

警戒心バリバリに立てているところに
裕翔さんが元気よく降りてきた。

中｢Aちゃんおはよ。ゆっくり休めた？体調はどう？｣

｢おはようございます。……あの、連れてきてくださったのって裕翔さん？ですよね？昨日はありがとうございました。｣

酔ってたしマスクをしていたからちゃんと顔を見るのは初めてだけど
やはりこの人も爽やかイケメン。。

ここまで来たら今更驚かないけどね。うん。