【ツキウタ。】♪あなたにこのカクテルを♪ ーキール 最高のめぐり逢いー

第１５話　わざわざごめんね？ ページ16

　
　
　
　


夜「はいこれ、月城さんに頼まれた書類と手紙｣

A「ありがとう｣


手紙を先に確認すると、中には

「社長から承諾頂きました
ですが君の今まで稼いでいた月の額を聞くのを忘れてました

それを聞いてからまた社長と相談することになりました

時間があるときにご連絡下さい

それと、お渡しした書類全てご記入と印鑑を押してツキプロに郵便でも良いので送ってください

よろしくお願いします」



とのことです。


A「わざわざごめんね？みんなも疲れてると思うのに･･･｣

陽「Aちゃんに比べればどうってことないよ！徹夜じゃ辛いもんな〜｣

A「一昨日も徹夜で昨日３時間しか寝れてなかったからそれが一気に来たのかも｣

「「３時間！？」」

葵「ご飯は！？ちゃんと食べてる！？」

夜「どこか体辛かったりしない！？」

A「だ、大丈夫だよ、ご飯もちゃんと３食食べてるから

ありがとう葵、夜くん｣


ぁ、みんなにお茶出してあげないと


陽「でも深夜に終わるって言ってたのにどーしたの？」

A「無断欠勤、店長とチーフと料理長と新人１人じゃ回んないの、だからチーフと店長に頼まれてね｣

新「ほー、大変なんだな」

A「まぁね、けどそれ覚悟で私は入ったからさ｣


よし、出来た


A「はい、どうぞ」

葵「わざわざありがとう」

夜「いただきます」

陽「ん〜、海の淹れる紅茶も良い香りだけどこっちの方が中々」

A「海さん紅茶淹れるの？｣

夜「うん、隼さんの為にね｣

陽「隼を動かす１つの秘術品だな｣

A「あはは･･･これでも私紅茶コーディネーター持ってるからね｣

新「紅茶コーディネーター？」

A「そう、簡単に言うと紅茶を極めた人みたいな？」

葵「へぇ、今度教えてもらってもいい？」

夜「あ、俺も知りたいな」

A「もちろん！

あ、みんなもう夕方だけど帰らなくて大丈夫？」

陽「やば、そろそろ帰んねぇとだな」

夜「うん、それじゃAさんまたね」

新「待ってるぞ〜」

葵「またね」

A「うん、またね」

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