第５話 始「いい奴が来たな」 ページ6
ー始sideー
月城さんに１人、電話での秘密面接を通ったと報告を聞いて面接に隼と来ていた
入ってきたのは『また』若い女の子
でも今回はいつもとは違った
俺達を見ても何も言わない、興味もなさそうだった
実際にそうだったしな
それに話を聞くと複雑な家庭事情を持ち、家族の為に自分を犠牲にして仕送りをするほど優しい女の子
まだ２１なのに一人暮らしをして家事も熟していると言うし
俺達が散々懲りてきていたSMSも全くやっていないに等しい
そしてこの子に一番大事な事を聞いたら
月城「働く場所に居るのはみんなアイドルです
この事は家族にも秘密厳守です、これを必ず守れますか｣
A「アイドル！？」
驚いていたが、この子はすぐに俺達４人を見てこう言った
A「守ります、私はアイドルたちのプライベートを尊重します」
！！！
面接で堂々とこんな宣言する子は初めてだった
いや、こんな風に言ってくれたことが初めてだった
その時に思ったんだ
この子なら大丈夫だ、とな
隼「何か考え事かな、黒の王様？」
始「あぁ、いや、Aはまっすぐな子だったなと思ってな」
隼「そうだね、Aは僕たちに堂々と大切な事を伝えてくれた
きっとそれはあの子にとって当たり前だったんだよ
大変な思いをしているからこそ、プライベートは大事にしないとって思ってるのかもね」
大変な思いを、か
始「そうだな｣
月城「２人とも藤宮さんを気に入ってくれたようで良かったです｣
黒月「あぁ、藤宮には悪いがボイスレコーダーもちゃんと録れたからな、皆で聞いてくれ｣
始「はい｣
隼「ありがとう大♪」
月城「お疲れ様でした｣
ーツキノ寮ー
始「ただいま｣
「始さん！おかえりなさいっ！どうでしたか！？」
始「ボイスレコーダーをもらってるから、皆を集めてくれ」
「わかりました！！」
そしてグラビとプロセラ全員揃ったところでボイスレコーダーを流した
A「守ります、私はアイドルたちのプライベートを尊重します」
全「！！！」
全員の顔つきが変わった
やっぱりこの言葉は俺達が一番求めていた寮母の条件なのかもしれないな
ー始side終ー
第６話 隼「盗撮しちゃった♪ﾃﾍﾍﾟﾛv(・∀・*)」→←第４話 やったぁ！受かった！
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のぞみ - 無断欠勤とか世の中舐めてますよね。ウチの仕事場でも無断欠勤と無断遅刻して辞めさせられた奴いましたよ。礼節大事！ (2020年6月3日 11時) (
レス) id: 75d470a583 (このIDを非表示/違反報告)
衣里(プロフ) - 初めまして、小説拝見させていただきました、陽が大を呼ぶ時は大ちゃん、春さんが葵ちゃんを呼ぶ時は葵くんと呼びます。これからも頑張ってください (2019年5月12日 9時) (レス) id: 538d14058c (このIDを非表示/違反報告)
紗綾(プロフ) - まふコロさん» 初めまして(^^)ありがとうございます！ほんとだ！すぐ直します！ご指摘ありがとうございます(._.) (2017年7月10日 11時) (レス) id: f6b234e853 (このIDを非表示/違反報告)
まふコロ(プロフ) - 初めまして！とてもいい作品でした！あと､｢師走翔｣ではなく｢師走駆｣じゃないのですか？口出しごめんなさい！ (2017年7月10日 6時) (レス) id: 9f7c3fc959 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さっちゃん | 作成日時：2017年7月8日 20時
