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メアリーピックフォード ページ27

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拓也は最近よく考え込んでいる様子。でも楽しそう。楽しいならいいだろうとほおっておいているが、そんなに楽しいなら混ぜて欲しい。



拓也は今日もステージに上がり、全身にスポットライトを浴びて輝いていく。一番後ろの観客席にいる私なんか目にもくれずに。

私には絶対に行けない場所で、彼は笑うのだ。仲間と、友達と、戦ってぶつかって、まだ見ぬ世界を見つけるために進んでいく。

私は、いつの間にか分裂した浮く島の上でひとり、それを見ている。



羨ましい───なんて、ないものねだりなんだろうか。



ねえ拓也。ねえ、どうして────





アニメ2本と雑誌の取材を終え、都内某スタジオに行くためマネージャーの車で向かう。空はすっかり茜色を最近1日過ぎるのがものすごく早く感じる。

ロビーで拓也と落ち合いスタジオに向かう。




江「相変わらずすごい車だな」

「激しく同感。もっとこう、丸っこいのに乗ってて欲しい」

江「分かるような、分からないような……」




ノックをし、ブースに入る。




「卯月入ります。よろしくお願いしまーす」

江「江口拓也です。よろしくお願いします」



櫻「揃って登場とは、相変わらず仲良いねぇ」

「櫻井にぃ、久しぶりの共演ですね!」

櫻「だね〜。3年ぶりくらい?」

「もうそんななりますか?時が経つのは早いもんですね」

櫻「どおりで足腰が痛いわけだよ」

「まだ早いっすよ。元気でいてもらわないと」

櫻「いやもうええよぉ。休みが欲しい」

「忙しそうですもんねぇ。相変わらずシチュCDやってるんですか?」

櫻「やってるやってる。それこそこのあと撮るよ」

「まじすか。うわぁ、それは現場見学したい……」

櫻「まじやめろ。それは恥ずかしすぎる」

「えぇ〜」




この丸メガネにお洒落な格好の人は櫻井孝宏さん。先輩でありながら、よく絡んでくれるいい方。若い頃服を貰ってたりしたのがだいぶ懐かしい。

今でもちゃんと持ってますよ!

スノーボール→←ハイランドクーラー《Takuya side》



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りさ - ななき。さん» こちらこそ! (2019年2月5日 21時) (レス) id: 41b914f6ac (このIDを非表示/違反報告)
ななき。(プロフ) - りささん» ありがとうございます!ではまた、これからもよろしくです! (2019年2月5日 21時) (レス) id: 6cf8ba9d16 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - ななき。さん» ぜひやりましょー!またお誘いします! (2019年2月5日 21時) (レス) id: 41b914f6ac (このIDを非表示/違反報告)
ななき。(プロフ) - こちらにもコメントありがとうございます!とても励みになります!ぜひぜひ、やったことはないですが、時間が出来たらやってみたいと思ってます。またお誘いしてくださると嬉しいです! (2019年2月5日 20時) (レス) id: 6cf8ba9d16 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - お話読ませていただきましたー!続き楽しみに待ってます!機会があればリレー小説一緒にやりたいです! (2019年2月5日 20時) (レス) id: 41b914f6ac (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ななき。 | 作成日時:2019年2月4日 19時

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