肆 ページ5
セ「いやいや、センラたちこそ誇りやよ。むしろAさんの方がすごいから」
金髪アシメに黄眼のビジュでお馴染みのマッシュルームセンラくんが『何言うてんの？』って顔で手をふった。
坂「そうそう！大人気声優だからね！」
赤髪天然キャラのさかたんがにこぱっ！っと笑う。かわいいなぁおい。
志「こうして一緒にいること自体けっこうすごいことやろ？」
向かいにいた色気ムンムンのほくろ志麻さんが続ける。そう言うならゲームから顔を上げていただきたい気もするが、なんかストレートに褒められてちょっと照れる。
「えぇ、なんだなんだぁ、照れるなぁ。そんなのこと言われても焼肉奢ることくらいしか出来へんで」
セ「それ結構なことですよw」
「よし本読みも終わったしお水も飲んだし、さあ何して遊ぶ？」
う「おい」
そして壁にもたれかかってる彼は、浦田 わたるさん。
私と同じ声優であり、年上のお兄さんでもあり、うらたぬきという名前で歌い手の活動もしている。何を隠そうこの外見はイケメン、中身は中二男子、歌い手集団浦島坂田船のリーダーだ。
浦島坂田船、マイクの前に立ち、ステージにあがり、歌を歌ったり、踊ったり……。キラキラしてる人達。みんなのヒーローになってくれる方らだ。
「ハイハイ？あ、うらくんはなにやりたいです？トランプ？UNO？ナンジャモンジャ？ワードウルフ？ボブジテン？犯人は踊る？はぁって言うゲーム？テストプレイなんてしてないよ？」
う「体力使っただろ、休んどけ……ってか何個持ってんだよ」
「え？いや、………ぁ…」
否定しようとすると、目の前がぐらりと歪んだ。慌ててテーブルに手をつき、さかたんの方に倒れ込むのをすんでで止める。
う「だから言ったのに……。ガッと上がってすぐ電池切れるんだから。適度に休め」
「あははー、いやぁ、すみません」
う「ベッド使うか？」
「うらくんは優しいですねぇ」
う「こういう時だけな」
「それ自分で言うやつちゃうと思いますけど…w」
坂「んー……なんだかんだ言って優しいな、うらさん」
志「甘いんだよ、あの後のAちゃんにはとくに」
セ「全力でやってくれるAさんも付き合いええですけどねw」
3人の呆れたような声を最後に、意識がプツンと切れた。
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ななき。(プロフ) - 甘蜜蜜華(精神安定剤())さん» コメントありがとうございます！こちらこそです照 今回のお話もなかなかに回りくどいのでたんまり悶えちゃってください笑 よろしくお願いします！！ (2021年2月21日 19時) (
レス) id: 42df20d673 (このIDを非表示/違反報告)
甘蜜蜜華(精神安定剤())(プロフ) - 新作おめでとうございます！！素敵な作品をいつもありがとうございます！ななき。さんの描くストーリーがもう、悶えるくらい好きです！！更新頑張ってください！ (2021年2月19日 22時) (レス) id: 95d0968963 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななき。 | 作成日時：2021年2月19日 22時
