恋人事情 続【木兎光太郎】 ページ14
放課後 _______
私たちは学校を後にし 、
通学路を通って 家に向かって歩いていた
「 なあ はづき!! 」
「 ん? 」
「 今日さあ 、数学のテスト返されたんだけど
前よりも20点点数あがってた!!! 」
そう言ってニコニコしながらこちらを見る彼
「 すごいじゃん!おめでとう! 」
「 やっぱ俺って最強!へいへいへーい! 」
「 ... ねえ 、 光太郎 」
「 どうした? 」
さっきまで大きな声を出していた彼が
静かになってしまい 少し気まづい
「 えっとね ... 」
「 ? 」
「 光太郎は 、その ...
私とキスするの嫌 ...? 」
「 え? 」
「 いやなんかね 、私たちって付き合って
半年経ったじゃん?
だけど未だにキスもしてないのって
変なのかなって 、」
「 ... 」
彼は少し無言になると 口を開いた
「 ... はづきは俺からキスされんの嫌じゃない? 」
「 全然嫌じゃないよ? 」
「 そっか 、
じゃあ これからはもっと
恋人らしいことするから 」
彼はそう言った後 、私の後頭部に手を添えて
私の口に口付けした ______
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水無月のぞみ - 名前が『はづき』になってるけど変換されないの? (6月4日 13時) (レス) id: ba8b16685c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:い ち ご み る く 。 | 作成日時:2020年5月1日 14時