愉快な神覚者様〖マッシュル-MASHLE〗

神覚者と祝勝会 ページ41

'





『レインはさ。口下手だしいっつも怖い顔をしているんだよ。』



そのせいで仲の良い奴なんて限られているんだよ。昔は私もよく突っかかっていたなぁ、


『でもね、どんなに口下手でも愛想が悪くても家族を無下にする奴じゃないよ。レインにねフィンの話をしたら少し嬉しいそうにしていたんだ。』


フィ「...、」


たとえすれ違ってもいつかは分かり合えるよ。レインは変な所で抜けているから


『それにもし話しが続かなかったらその時は私が間に入って茶化してあげるから』


フィ「そこは話題を作るじゃないの！？」


『ははっ！私には無理だよ話題を作るだなんて！レインをこう...いじって茶化すのが意外といいんだよ。』


なんて、言っているが1年の頃の私がそんな事を聞いたら呆れられるだろうな、


今思うと、あんなにも仲が悪いってマックスにも言われる程の関係だったのに...今じゃ、2人でよく話すし授業も2人で組んだり


仕事だって被ったら一緒にやっている...。


『．．．だからフィンは変に気に過ぎないで、何時までもレインの"たった一人の弟"として接してあげて？』


フィ「〜っ...はい！！」



フィンは素直な子だぁ...可愛く頭をわしゃわしゃと撫でてしまう。


『よし！じゃあ早くマッシュたちの所行こっか。』


フィ「．．．．はい！」


？、フィンどうしたんだろう。も、もしやレインの事かな？














'







バン＿＿＿！！



『来たぞー！後輩！フィンから祝勝会するって聞いたから会いに来たよ！！カスタード系のお菓子と魚料理は私によこせー...って、何、これ？』


レアン寮のアベルとアビスが居るだなんて...、どうゆう組み合わせ？アビスは私の顔を見るなりあばあばと壊れたように震えていた。


いい加減女の子に少しでも慣れたらいいのに...


アベ「君か。あの時はアビスに治療魔法をかけてくれてありがとう。」



『ん？別に気にしていないしそれよりも...アビスの怪我が治ってよかったよ。』



アビ「あ...あばばばばばば、」


『アビスは相も変わらず面白いね！』



その反応毎度見るなり面白く感じちゃうや。そう言うとアベルはあまりアビスをからかわないで欲しいっと言われてしまう。


あれ、てかそれもしかしてトランプ？私も一緒にやっていい？





'

神覚者と祝勝会2→←神覚者と考え

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す