愉快な神覚者様〖マッシュル-MASHLE〗

神覚者と侵入者 ページ35

'






殺人鬼の男を倒してランス達を自身の寮に戻れと言いその場から追い返した後の事。


Aは薄暗い長い廊下を一人歩いていた。



『あー...レインも見当たらないし、ランスが居たって事はあの問題児4人も居るだろうからな。』


どうしたものか、と歩いていると誰かが戦った跡が残っておりAはこの先に進んだら何かしら居るだろうと考えて少し足早に向かう、


もし...もしも、此処でイノセント・ゼロの手下が誰かを狙い殺そうとしているのであれば...それは御免だ。


レアン寮の人達とは何人か関わりがある。最近はなかなか神覚者としての仕事が忙しく関わりが持ててなかったがそれでも1年の頃からの仲の奴だっている。




『＿＿＿＿＿はぁ？？』



中に入った瞬間目処前の光景にキレてしまう。見知らぬ奴がレアン寮の寮長であるアベルに魔法を使っては殺そうとしていた


Aは固有魔法である水銀を遣い、侵入者を攻撃する。だが固く鋭い水銀は相手に傷を負わす事も出来ずAは大きく舌打ちをしてしまう。


？？「だれだぁ？僕の邪魔をする奴は...チッ神覚者か。」



『だから？アベルに掛けている魔法今すぐ解けよ。』


あの感じ私と似た元素系統か...それも面倒なタイプ。


仕方がない此処は周囲に被害が出てもいい、セコンズを使ってあの男を仕留めなくては＿＿＿＿



マッ「じゃあ、打ち上げはオレンジジュースとシュークリームで」



『．．．．！？マッシュ！どうして此処に居るんだよ。』



マッ「あれ、Aちゃんだ。...何でパジャマなの？」



彼奴空気読まないし何なら誰も聞かなかったAのパジャマの事を聞きやがったァ！！


ドットやレモン達は雰囲気がぶち壊しのマッシュにツッコミを入れてしまう。



『あー...やぁーんマッシュのえっち！』


乙女のパジャマ姿を見ちゃうなんてダメだぞ？



フィ「いや今そう言う雰囲気じゃないでしょ！！？」


いやぁ...もうマッシュで雰囲気なんてぶっ壊れているからボケに走っても良くね？って思うじゃん。


？？「何だあの空気が読めないガキと神覚者は...」



あ...ハエだ。マッシュの鼻に止まったらとムズムズしたのか盛大にくしゃみをしては侵入者にシュークリームがぶつかり


相手はキレてしまう。


『あー...何かカオスにも程があるだろこれ。』





'

神覚者と侵入者2→←神覚者とバレンタイン3

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す