愉快な神覚者様〖マッシュル-MASHLE〗

神覚者と授業 ページ23

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『よし、じゃあ最初は確認だ。今回やる合同授業内容は薬草集めだ。』



ただ単に薬草を集めるだけじゃない。渡された髪に書いてある薬草を手に入れる。何処にあるのかどんな特徴なのかはわかっている？



そう言うとフィンとマッシュは首を横に振る。




『．．．一年の最初に習わなかったかな？薬草はゲンショウ草、ナナクサ、あとはヤドギリ。』



この3つを採取する際その内の2つは雑草みたいで分かりにくいかもしれないけれども一緒にやるから平気だよ。



『あ、でもこの辺は魔物草もあるから間違えて引っこ抜かないでね。』



怪我するよ何て言うとフィンは顔が青くなり帰りたいと言う。いや帰ったら評価貰えないよ。




『それじゃ、行こっか。』



絶対に1人にならないでよ森の中で迷子になんかになったら助けに行くに行けないんだから。


















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マッ「あれ、此処何処だ？フィン君やAちゃん達が何処にも居ない。」








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『否言ったそばから迷子になるなよ馬鹿野郎ｯｯｯ！！！！』




だァァ！これでマッシュが授業終わっても見つからなかったら私が反省文じゃねぇーか！！



どこいったあの馬鹿！



フィ「A先輩守ってくださいィィ！！」




レモ「ひぃっ！な、何か彼処いませんでしたか？！」




離れないでくださいなんてコアラみたいに私の足にしがみつく2人。今回魔物討伐じゃないし何ならただ薬草採取に来ただけだよねぇ！？




『とりあえず...マッシュを探そうか。一応探す方法あるから多分大丈夫な筈...。』



普段は使わないが私の固有魔法の水銀魔法(マーキュリー)を使って探知をする。


マッシュのコートに私の魔法の水銀を染み込ませている。フィンやレモンちゃんにも付けており一応この2人も迷子になったようにだ。



この探知はその探す人物の魔力によって何処にいるのかを探すことが出来る。




『さて、探しながら薬草採取しよっか。』



だからマッシュを見つけるのは簡単だろうと思い込んでいた。



















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『なぁんッで探知出来ねぇンだよ！コノヤロウ！！』




レイン...この先が思いやられます。魔法局に居ないで手助けしてや....。









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