愉快な神覚者様〖マッシュル-MASHLE〗

神覚者と炎の神覚者様 ページ19

'








此処は魔法局内





『．．．．．。』ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ




カル〖ニコニコ〗




目処前に居るのは私と同じ神覚者であるカルド・ゲヘナさん...そんな人に私は震えていた。仕事の資料を渡しに行った次いでに休憩でもしませんか？っと聞かれて



元気よくはいっ！っと答えたのが間違えだった。




私の目処前に置かれているのはカルドさんの好物であるはちみつがけの刺身だ。



いや確かに私は料理度が付くほど下手くそだよっ！？何でも灰にするからねぇ！！えぇ



でも、本人はこれを美味しいっと言って私も食べて欲しいっと言ってくる。



手料理は好きだよっ？でもね美味しそうじゃないものは食べれないんだよっ！！



やばい歯の奥がガタガタ言い始めた。






...覚悟を決めろAっ！多分死なない！うん死なないはず...っ！取り敢えず気絶するかもしれないけれどもっ！！？




『いっ...いた、いいいたたたただだきま...マス。』


うぅうう...カルドさんの期待の視線が、



パクっと...一口食べると口の中にはちみつの独特な甘さと刺身の生臭さが混じってとても美味しいとは思えない...っ。



うっ、胃の中から湧き出るほどの吐き気が....ッッッ！！





カル「どうですか？Aちゃんはちみつかけの刺身は...！」




目が...目がキラキラしている。そんなに同じ味覚の人と逢いたいのか！？それでなんで私を選んだんだよっ！！？



『う....えっと、うん...お、美味しい、で...デデスヨ』




絶対に顔が青くなっていると思う。カルドさんの顔を見れず斜め下を見て嘘でも美味しいっと答えてしまう。


多分それが良くなかったんだろう...。





カル「そうですか！Aちゃん...！ならもう一口どうぞ。今度は僕が食べさせてあげるよ。」




『あいや、あのちょっ...ムグッ。』




これ...私カルドに恨みでも買うようなことでもしたか？？



カルドさんに今日殺されるの...？今日が私の命日なの？？






全部食べさせられた後、私は眠るかのように気絶をしてしまった。








'

神覚者と氷の神覚者様→←神覚者と謝罪

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す