転生しても、虎なのは変わりはしない件

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今日は待ちに待った七神達が集まり宴をする日。





『バルバトスー！こっちの林檎酒とか葡萄酒は持っていくの？』




バル「あー！それ、ナーバスが作っていたお酒だよね！まだ作り終わっていないとか言っていなかった！？」




あっちの方のお酒はあと、5年は掛かるものなんだよ。




ってオチこら！バルバトス、何どさくさに紛れて林檎酒を飲もうとするんだ！やめろ！今はそれしか無いんだ！宴の時まで待てないのか！？




この、大馬鹿飲兵衛詩人野郎！！


















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モラ「...バルバトス、お前なんだ、その頭に噛み付かれたような傷は」



バル「あっははは！飼い猫？...うーん、僕の所の子に噛まれちゃって！」





...ワタシ、ワルクナイ。あれはバルバトスがイケナイ。





バルバトスの後ろで顔を逸らす。だってバルバトスが林檎酒とか私が作った他のお酒も飲もうとしたのが悪いんだ。




マハ「でも、バルバトス貴方は確か猫アレルギーだったわよね？」




バル「うん！あ、でも彼女は僕の為に人型になるように努力してくれたんだよ？嬉しいよねぇ！」




...そんなことを言っても、酒瓶を2本飲み干した事は許さないからな。




眞「それにしても、バルバトス。貴方の後ろに居る子は先程話していた猫...？なのでしょうか」



あ！そうだったなんて言ったバルバトスは私を前に出させようとする。





まて、待ってくれバルバトス！私は！まだ、心の準備が出来ていないんだよ！！


おい！押すなよ、だぁかぁらぁ！！私に心の準備ってものが必要なの！


ってあ。めっちゃ、見られている....




『あ、えっと....そのぉ。』



バル「何やっているの？ナーバス！君が彼らに会いたいって行ったから連れてきたんだよ？」






バルバトスの馬鹿、次できる林檎酒絶対にあげないんだから。トワリン達と飲む。








『すぅ....えっと。バルバトスの眷属のナーバスです。あと私は猫じゃなくて虎ですからね私。』







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