【文スト】●益者三友●【双黒・中也】

〈50〉fin＆新作のお知らせ ページ50

太宰さんの一声で開始された。


私が動くのは後5分程。


「では、Aちゃん。」


『益者三友という言葉を知っていますか？』


「・・・知っているよ。」


私の大切な二人。


『益者三友、私達を指す言葉のようだと広津さんに言われたことがあります。私はそうでありたいと思っています。どうか、この言葉を忘れないでいて下さい。私達は、どんな形であれ変わりません。』


「ふふ、何だか素敵な言葉を貰ったね。まぁ、その中に中也が含まれていることがどうかと思うけれど。」


あぁ、いつもの太宰さんだ。


それに、今までで一番生き生きしてる。


『行って下さい。また何処かで。』


「元気でね。」


さぁ、太宰さんが立ててくれた最後の作戦、きちんとやり遂げよう。









突然の任務放棄、勿論捜索されたが見つからない。


情報も入らない。


流石は太宰さん。


誰も見つけることなんて出来ないだろう。


「糞太宰の奴が居なくなって清々したな。」


『中也さん、〈益者三友〉って言葉、知ってますか？』


正直な中也さん

博識な太宰さん

誠実な私


自分で言うのはくすぐったいけれど、私はお二人のことを誠実に思い続けます。




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最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

恋愛要素薄くてごめんなさい。

中也オチ感もほぼ無く、すみません・・・。

評価を頂けたおかげで完結まで来れました。

これから新作を考えています。

もしよろしければご意見(誰オチ、短編集、完結済みの続編や短編、恋愛物、シリアスなど)をコメント頂けると嬉しいです。

新作が出来ましたら、このページからもご案内させて頂きます。


本当にありがとうございました。


もしよろしければ、こんな駄作者ですがこれからも他の作品でもよろしくお願い致します！


2017.9.18 月宮 柚妃



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【新作のお知らせ】

また書きはじめました。


よろしければ、暇つぶしにでもお読みいただけると嬉しいです。


〈新作〉

【文スト】●ある奴のFC会長の彼女●


【文スト】●お兄ちゃんとの攻防戦?●
もうすぐ完結します。


よろしくお願い致します。


2018.3.31 月宮 柚妃

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