其の肆拾漆 ページ48
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「「おかえりなさいませ」」
私は無事、7日間生き残ることができた。あー、待ってほんとに疲れた、一気に疲れが押し寄せてきた。
「おめでとうございます」
「ご無事で何よりです」
「刀はァ」
私のほかには4人。善逸、玄弥、炭治郎、カナヲ。みんな知った顔やんけ。
あれ、ちょっと待て。山の王(自称)は?
『え、すいません山の王知りません?』
前に立っていた白い方の女の子に話しかける。その女の子は少し首を傾げた後思いついたように言った。
「一名様は先に下山なされました」
あーね。先に下山してそうだわ。だって始めも居なかったじゃん、だから山の中で会った時滅茶苦茶びびったんだった。でもよく山の王(自称)でわかったなあこの子。私だったら真っ先に楊〇和が思いつくわ、長澤ま〇みさん綺麗だったな。
『えーっと…猪頭の奴ですか?』
「はい、そのお方です」
ですよねー、伊之助はこんなところで死ぬ玉じゃないもんね。鬼倒したら拾えるだけドングリ拾ってすぐ帰りそう。
私が納得して離れたので、少女たち二人が喋り始めた。
「まずは隊服を支給させていただきます。体の寸法を測り、そのあとは階級を刻ませていただきます」
隊服?そんなのあるの、絶対かっこいいじゃん。でも体の寸法測るのは普通に嫌だ。体重とか測る時って何故かつま先立ちしちゃうんだよね、体重変わらないのに。あ、寸法測るのに体重は関係ないか。
階級?刻む?何処に?
「刀はァ」
「階級は十段階ございます。甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸。今現在皆様は一番下の癸でございます」
癸。この一文字でみずのとって読むんだ、初めて知った。というか階級多くね?一生甲まで辿り着けない気がするんだけれど。万年平社員で生涯閉じそうで怖いよ。
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後さ。
さっきから玄弥がずっと「刀はァ」って言ってるんだけど。誰も触れない感じ?
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あずきいろ
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我妻善逸
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月見うどん(プロフ) - 坂口さん» わかる。 (2020年6月11日 23時) (レス) id: 6d114265c3 (このIDを非表示/違反報告)
坂口(プロフ) - 玄弥が本当にいたら、いいのに (2020年6月11日 22時) (レス) id: 00b7ed554e (このIDを非表示/違反報告)
月見うどん(プロフ) - 坂口さん» ぶっきらぼうだけど絶対に優しいよね、兄弟思い。 (2020年6月10日 23時) (レス) id: 6d114265c3 (このIDを非表示/違反報告)
坂口(プロフ) - 玄弥がお兄ちゃんだったらよかったな (2020年6月10日 22時) (レス) id: 00b7ed554e (このIDを非表示/違反報告)
月見うどん(プロフ) - 坂口さん» 私も好き。かわいい。でもかっこいい。 (2020年6月10日 22時) (レス) id: 6d114265c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月見うどん | 作成日時:2020年5月31日 12時