【幼なじみが3人】 ページ3
きっとどれも美味しいんだろうな、と今日のお弁当の中身に想像を巡らせていると
『ちょっと!きいてる??』
って少し頬を膨らませたAの顔
「きいてますって!」
『月曜日からぼーっとしてちゃだめじゃん!』
「ごめんごめん!笑」
怒った顔もかわいいんだよなぁ
元々顔が整ってるから、どんな顔しても同じ
って、俺もしかしてちょっとやばい??
「で、なんの話だっけ??」
『だから!今日のお弁当は誰か他の子と食べてねって!』
「え!?なんで!!」
『今日は優太の他に約束してる子がいるの!』
「えぇぇーーー!!」
『あーもー、うーるーさーいー』
耳を塞がれた
そう言えば、今日Aの荷物少し多い気がする
もしかして、その他の友だちにも弁当作ってやったの??
そりゃ、Aのいいとこ知ってもらえるしいい事なんだけどさ!
でも、やっぱなんかモヤモヤするっていうか.......
『優太、私以外にも友だちいっぱいいるんだから別にいいじゃん』
「そうだけどさー.......」
クラスが離れてるAとはただでさえ一緒にいる時間が少ないのに!
『じゃ、そういうことだからよろしく!』
俺的には全然よろしくないっての!!
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作者名:じっちょ | 作成日時:2019年1月26日 22時