【幼なじみが6人】 ページ16
どうすればAから話が聞き出せるだろうと考えた結果
「俺、久しぶりにAのご飯食べたい!」
『えぇー、今から?』
「うん!腹減ってんだよね俺!」
『はぁ....上がってきなよ』
しぶしぶ家に入れてくれた
ドアを開けると勢いよく飛び込んできたピンク色
「おかえりぃ!」
『ただいま、なつ』
Aの妹、夏芽ちゃんだ
Aの家は父・弟・妹の4人家族だ
Aの父さんは昔から仕事であんまり家にいない人だから、Aがすごくしっかりしてる
ただ、弟は海外留学に何年も行ってて、もう5年程会っていない
Aもたまーに連絡をとるくらいらしい
『ほらなつ、優太来てくれたよ』
「優太お兄ちゃん、こんばんわ!」
丁寧におじぎをするなつちゃん
可愛い...!
『遅くなってごめんね?今からご飯作るから、優太と一緒に遊んでて?』
「いいよ!」
「よし!なつちゃんあっち行こうぜ!」
ひょい、となつちゃんを持ち上げて肩車をすると、きゃっきゃ、と嬉しそうだ
笑った顔がAに似てる
「なつ、お絵描きしたい!」
「お!いいねぇ!」
「優太お兄ちゃん、ねこさん描いて!」
「猫だな?任せろ!」
なつちゃんのリクエスト通り、猫を描くと、
「どうだ!」
「...........ねこさんじゃない....」
「え!?ちゃんと猫さんだぞ!?」
「..............」
俺の絵にしょんぼりとするなつちゃん
「ごめんな、?他の描こっか」
「うん!じゃあ、うさぎさん!」
「うさぎ.......」
確か、こんな感じだったような、、
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作者名:じっちょ | 作成日時:2019年1月26日 22時