検索窓
今日:1 hit、昨日:7 hit、合計:11,418 hit

【お姫様が4人】 ページ14

『皆が怪我したのも、わざと?』

「そうだと言ったら?」

『....許さない!』


立ち上がってキッと2人を睨む


『スポーツマンとして恥ずかしくないの!?』

「さっきから、うるさいんだよ」


振り下ろされた拳に目をつむった瞬間


『.......っっ!!』


衝撃はなく、目を開くと背番号10の文字


「お前らっ、何してんねん!!!」

『.......廉っ!』

「こないなことして、どうなるか分かっとんのやろな」


聞いたことなかった、廉のドスの効いた声


「うちの大事なマネージャーに手出してんじゃねぇよ!!」

「二度とこいつに近づくな!!」


去っていく足音にほっとする


崩れ落ちる体を支えてくれた


『廉、ありがとう』

「ええって、高橋は大丈夫か?なんもされてない?」


痛む背中を悟られないように


『大丈夫だよ、なんともない』

「なら良かった....」


ほっとする廉を見て、私も安心した


「ほな、もどろか」

『うん、帰ろっか』

『来てくれてありがとう』

「ピンチの時現れるんは王子様って決まっとるからな」

『いくらイケメンだからって、普通自分で王子様って言う?』

私を慰めようとしてくれる、彼のいつもと違う態度とその発言についおかしくて笑ってしまう

「ほら、行くで」

私の手を引いて先を歩いてくれる

廉も足が痛いはずなのに、肩貸せなくてごめんね

さすがにまだ廉を支えられるほど背中は回復してないみたい

今はまだ廉の優しさに甘えててもいいかな?

【幼なじみが5人】→←【お姫様が3人】



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (29 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
84人がお気に入り
設定タグ:岸優太 , 永瀬廉 , King&Prince   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:じっちょ | 作成日時:2019年1月26日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。