王子様にならせて (ページ2)

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【幼なじみが2人】ページ2

「『いってきまーす！』」

通い慣れた通学路はもう4年目になる。

俺らが通う学校は中高一貫だから、ずっと一緒にいるってわけだ

というか、俺ら幼なじみだからそれこそちっちぇえ時からずっと一緒なんだけどな！

それより、、

「さっむ！！」

『当たり前でしょ、もう冬なんだから』

高校生1回目の冬がきていた

「.....ねーねー、その手袋あったかそうじゃん！」

『残念！貸さないよーだ』

「な、まだ何も言ってないだろ！！」

『手袋忘れてくる優太が悪いんじゃん！』

「辛辣！！でもさ___________俺、手袋って苦手なんだよね」

『っ....』

ミスった

そんな顔して欲しいわけじゃない

「なんかモゴモゴしてて落ち着かねぇの！」

一際明るく言う

『知ってる、優太らしいね』

微笑むAを見て一安心

『そだ、今日のお弁当なんだけど…........』

そう、嬉しいことに俺のために毎日作ってくれるお弁当！！

これのおかげで毎日学校が楽しみなんだよな！

今日のおかずは何だろう？

ハンバーグ？唐揚げ？それともたまーのオムライス？？

オムライスだといいな

Aのオムライスはお店の味越えてるから！

これガチで！！