[リボーン] 十六夜の巫女７

$185$ ページ25

パンテーラさんは迷いなく
沢田さんに…
いえ
内藤さんに風車を投げました
笑顔でかわす辺り
やはりマフィアのボスだと
思いながらパンテーラさんと内藤さんを見ました

｢m…o…t…r…｣

かなり小さくて
聞き取りずらいですが
かすかにパンテーラさんの声が
聞こえたような

そっと私は近づきました

｢こんにちは十六夜Aと申します｣

パンテーラさんは
ぴたりと止まり
またも小さい声で話されました

｢こんにちは私はパンテーラ｣

リボーンさん達が
トマゾファミリーのアジトを
破壊する中


無口ではなくて
声が全く耳に届かない程
声が小さい事が判明して
私とパンテーラさんは
和やかに会話を楽しみました

｢アジト…｣

｢私の家に来ませんか？
お祖父ちゃんも許可してくれると思いますから｣

私はパンテーラさんの手を引いて
家に向かいました

すんなり許可降りて
しばらくの間
一緒に生活して

アジトが直ると
やっぱりボスの傍に居たいからと
帰られました

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