$104$ 元の世界の日常 ページ22
寒い…
目を覚ますと
冷たい空気とソファの感覚
風邪をひくからと毛布などをかけてくれる人もいない
本来私が居るべき世界…
｢戻って来たみたいですね…｣
首にさげたままの懐中時計を見ると
3月16日…5時半
ん？
カレンダーに視界を巡らせますと
卒業式…卒業式!?
私は着なれたはずの制服に袖を通しました
卒業といいましても
中等部から高等部に上がるだけであまり意味は無いのですがね…
髪を整え終わると車の音が聞こえる
鞄を持って車に乗り込み
学校に登校する
学校に着くとドアを開け門を潜る
｢お、おはよう…ございます…、十六夜様…｣
少し怯えた声の挨拶に会釈を返して教室に向かう
教室に入ると一瞬空気が凍りつき慌てた様に挨拶をしてくださいます
｢本、ありがとうございました｣
｢!?あっ…はい…｣
はぁ…
いつのまに学校中に流れてしまったのでしょう…
この子から
もう本を借りるわけにはいけませんね…
思いきってリボーン全巻買いましょうかね…
ぼんやりと考えていますと
式は終わりを告げ
地獄へと向かう車に乗り込みました
ラッキーアイテム
革ベルト
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月見(プロフ) - ありがとうございます！今日はに直しました、また間違えがあればお願いします!! (2013年4月2日 19時) (携帯から) (
レス) id: 74bc0ff176 (このIDを非表示/違反報告)
月見(プロフ) - 金紅(ルチル)さん» 読んでくださったうえにコメントをくださり本当にありがとうございます！凄く、凄く、嬉しいです！これからも頑張らせて頂きますのよろしくお願いします！ (2012年12月26日 13時) (携帯から) (レス) id: 74bc0ff176 (このIDを非表示/違反報告)
金紅(ルチル)(プロフ) - １から読ませていただきました！面白い小説ですね！更新頑張ってください！ (2012年12月24日 21時) (レス) id: a62c6a47fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月見 | 作成日時：2012年11月3日 21時
