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「教科書20ページを開いて」
見覚えのある内容の教科書を開きます
今は4時限目で国語の授業中です
「二段落を十六夜さん」
音読を当てられましたが
一度学んだ内容ですから大丈夫ですよね
落ち着いて読めば何の問題もないのですから
「〜〜」
読み終えても先生は何の反応もなさいません
「先生…」
「あっ、はい、えっと、次の段落を山本」
先生は慌てた様に席替えで私の後の席になった山本さんを指命なさいました
「えっと、どっからだったのな?」
「第三段落です」
「サンキュー」
山本さんが教科書を読もうと口を開いた瞬間にチャイムが鳴り響きました
「今日はここまで」
ラッキーと山本さんの小さな呟きを聞きながら号令を終えました
そして沢田のさん達とお昼を屋上で食べようと教卓の前を通りますと先生に声をかけられました
「あっ、十六夜さんはこの資料を図書室の資料室に戻しておいてくれ」
「…分かりました」
先生は資料を私に渡すと速足で教室を出て行かれました
「すみません、資料室に行ってすぐに屋上に向かいますから…」
「ううん、気にしないで」
沢田さん達に頭を下げ私は図書室の資料室を目指しました
ちなみに
ツナ達がAの方向音痴なのを思い出しのはAの姿が見えなくなってからでした
ラッキーアイテム
革ベルト
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月見(プロフ) - すみません、行き方が分からなかったので教えて頂けませんか? (2012年10月24日 20時) (携帯から) (レス) id: 74bc0ff176 (このIDを非表示/違反報告)
月見(プロフ) - ドルチェさん» ありがとうございます!行かせて頂きます! (2012年10月24日 20時) (携帯から) (レス) id: 74bc0ff176 (このIDを非表示/違反報告)
月見(プロフ) - ドルチェさん» ありがとうございます!喜んで!これからもお願いします。 (2012年10月23日 17時) (携帯から) (レス) id: 74bc0ff176 (このIDを非表示/違反報告)
月見(プロフ) - ゼロさん» ありがとうございます!頑張ります。 (2012年8月29日 12時) (携帯から) (レス) id: 74bc0ff176 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ(プロフ) - 面白いので頑張ってください! (2012年8月28日 21時) (レス) id: c6d1a0ebca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月見 | 作成日時:2012年8月28日 13時