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「着いたぞ」

私は手錠と足枷に邪魔されながらも車から降りた

目の前にはいかにも危なそうな方逹いわゆるマヒィアさん逹です

私はイヤホンを外した
調度初音ミクさんの人柱アリスが流れていた

マヒィアの皆さんは驚いた様に私を見つめる

「曲名、人柱アリス
標的は私の半径3mの人間」

ざわざわと人が集まってくる

私はゆっくり息を吸った

「あるところに、小さな夢がありました。
だれが見たのかわからない、
それは本当に小さな夢でした。」

私は目を閉じた

「小さな夢は思いました。
このまま消えていくのはいやだ
どうすれば、人に僕を見てもらえるだろう。」

マヒィアさんは私を眺めている
目を閉じていても分かる程に

「小さな夢は考えて考えて
そしてついに思いつきました
人間を自分の中に迷わせて世界を作らせればいいと。」

ここまでは
前奏
本番の始まり…


「一番目アリスは勇ましく
剣を片手に、不思議の国。
いろんなものを斬り捨てて
真っ赤な道を敷いていった」

バタ
人が何人か倒れる音がした

「そんなアリスは、森の奥
罪人のように閉じこめられて
森に出来た道以外に
彼女の生を知る術はなし。」

人はだんだん動かなくなり

「二番目アリスはおとなしく
歌を歌って、不思議の国
いろんな音を溢れさせて
狂った世界を生み出した」

「まさか…」

怯えた声

「そんなアリスは、薔薇の花
いかれた男に撃ち殺されて
真っ赤な花を一輪咲かせ
皆に愛でられ枯れていく。」

「S…歌姫…」

そう私は





























死の歌姫…

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月見(プロフ) - すみません、行き方が分からなかったので教えて頂けませんか? (2012年10月24日 20時) (携帯から) (レス) id: 74bc0ff176 (このIDを非表示/違反報告)
月見(プロフ) - ドルチェさん» ありがとうございます!行かせて頂きます! (2012年10月24日 20時) (携帯から) (レス) id: 74bc0ff176 (このIDを非表示/違反報告)
月見(プロフ) - ドルチェさん» ありがとうございます!喜んで!これからもお願いします。 (2012年10月23日 17時) (携帯から) (レス) id: 74bc0ff176 (このIDを非表示/違反報告)
月見(プロフ) - ゼロさん» ありがとうございます!頑張ります。 (2012年8月29日 12時) (携帯から) (レス) id: 74bc0ff176 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ(プロフ) - 面白いので頑張ってください! (2012年8月28日 21時) (レス) id: c6d1a0ebca (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月見 | 作成日時:2012年8月28日 13時

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