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「私がこの世界に、来てしまった事で話が変わってしまいました」
「私の行動によって、この世界は少しずつ変化してしまうんです」
私はあらかじめ出来ていたプログラムに、新しく足されたifなのだから
「怖いんです…、この世界を変えてしまうのが…」
リボーンは消え入りそうなAの声、儚げに笑う表情も、綺麗だと思った
この場では不謹慎だろうが…
オレに最初に打ち明けてくれたのが嬉しかった…、なんでコイツはこうもオレの心を掻き乱すんだ…
自嘲気味に口角を上げて、帽子のつばを顔が隠れるくらに下げて考えるフリをした
「沢田さん達に話すべきか
リボーンさんなら、正しい判断をしてくださる気がして…
申し訳ありません…」
肩を落とすA、しかしリボーンはそんな姿も可愛いと思っていた
「そうだな…、
今日の晩の戦いが、終わってからだな…。
Aが話したいと思うなら、話しても大丈夫だと思うぞ」
内心の高鳴りを包み隠して淡々と話すリボーン
「…ありがとうございます…」
ホッとしたような声色だが、ふっと廊下のディーノを伺うA
「…ディーノには…、話しておくか?」
呆れたようなリボーンの呟きに、Aも苦笑をしつつも頷いた
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月見(プロフ) - マカロンアイスさん» コメントありがとうございます!そのように言って頂けてとても嬉しいです!少しでも楽しんで頂けるように、これらも頑張らせて頂きます!! (2013年12月29日 12時) (携帯から) (レス) id: 74bc0ff176 (このIDを非表示/違反報告)
マカロンアイス(プロフ) - 初めてコメントさせていただきます!いつも面白いお話をありがとうございます!!このあと、どういう展開になるんだろうとかいつもワクワクさせていただいてます。更新、頑張ってください! (2013年12月28日 19時) (レス) id: 2a67a8b3f5 (このIDを非表示/違反報告)
月見(プロフ) - アオイさん» 更新しました!少しずつ主人公の過去を暴いていけたらと思ってます助けに走るのは誰かすぐにわかちゃいます(苦笑) (2013年11月24日 21時) (携帯から) (レス) id: 74bc0ff176 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - 主人公の辛い過去がこのように役立つのがすごく胸に来ますね…どっちが先に助けに来るかドキドキします! (2013年11月24日 21時) (レス) id: 75557f8640 (このIDを非表示/違反報告)
月見(プロフ) - アオイさん» ありがとうございます!おかしかったですねちょっと訂正させて頂きましたm(__)m (2013年11月8日 21時) (携帯から) (レス) id: 74bc0ff176 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月見 | 作成日時:2013年10月7日 0時