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ディーノさんが行ったり来たりを、繰り返している気配を感じながらも、リボーンさんの方へ意識を向けました
「何からお話しすれば
よろしいですか?」
リボーンさんは少し廊下のディーノさんを、気になさっているようでしたが、直ぐに真剣な声色で口を開かれました
「…何者なんだ?」
私はなるべく、声が震えないように気を付けながら、ゆっくりと言いました
「唄で人を殺すことが出来る、
政府のモルモットです」
リボーンはAの言葉に顔をしかめた。
薄々とは感じてたが…
モルモットにしてたのが政府だとはな…、AはAの世界では政府の人間って事か
考えをまとめていると、Aの小さな覚悟のこもった声に、話しかけられた
「リボーンさん、リング争奪戦はどうなったのですか?」
Aは知らねーのか
「少しもめてな、大空戦を今日の晩やる事になったんだぞ」
Aは少し俯いて、ぎゅっと拳に力を込めた、少し震えた声でぽつりと呟いた
「原作通り…」
原作…
まだAの言葉を整理している脳内に、更に情報が加えられた
「私の世界では、この世界は漫画なんです…」
「だからこの先も…
リング争奪の結末も知っているんです…」
何処か悲しみのこもった、儚げな声に聞き入る事にした
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月見(プロフ) - マカロンアイスさん» コメントありがとうございます!そのように言って頂けてとても嬉しいです!少しでも楽しんで頂けるように、これらも頑張らせて頂きます!! (2013年12月29日 12時) (携帯から) (レス) id: 74bc0ff176 (このIDを非表示/違反報告)
マカロンアイス(プロフ) - 初めてコメントさせていただきます!いつも面白いお話をありがとうございます!!このあと、どういう展開になるんだろうとかいつもワクワクさせていただいてます。更新、頑張ってください! (2013年12月28日 19時) (レス) id: 2a67a8b3f5 (このIDを非表示/違反報告)
月見(プロフ) - アオイさん» 更新しました!少しずつ主人公の過去を暴いていけたらと思ってます助けに走るのは誰かすぐにわかちゃいます(苦笑) (2013年11月24日 21時) (携帯から) (レス) id: 74bc0ff176 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - 主人公の辛い過去がこのように役立つのがすごく胸に来ますね…どっちが先に助けに来るかドキドキします! (2013年11月24日 21時) (レス) id: 75557f8640 (このIDを非表示/違反報告)
月見(プロフ) - アオイさん» ありがとうございます!おかしかったですねちょっと訂正させて頂きましたm(__)m (2013年11月8日 21時) (携帯から) (レス) id: 74bc0ff176 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月見 | 作成日時:2013年10月7日 0時