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その場にいた
全員が冷気のような
殺気に圧倒され動きを止めた

「はあ…」

シャドウのため息と共に
殺気が消えていく

「シャドウ…さ…ん」

ツナの声は完全に震えていた

「なんでしょうか、沢田さん?」

にっこりと
どこか怖い笑みをうかべるシャドウ

「い、痛くないんですか…?」

ツナの炎の拳は…
かなりの威力をもっていたはずなのだが

シャドウは顔色1つ変えず立っている

いや
Aからシャドウに代わった時点でダメージは受けたのだろう…

あんな風に直撃したら
瀕死状態にはなるはずで…

「痛かったですよ…」

その言葉にツナは
ぐっと舌をかんだ

周りも息を潜めている

シャドウはおもむろに
服を捲り上げた

「沢田さんが
つけた傷がありますか?」

「!?」

捲り上げられた
服の下には無数の
傷痕が残っているだけで
傷はいっさいなく
それどころか
ツナが殴ったのと
同じ傷痕さえなかった

「あれぐらいでは
私には傷なんて残りませんよ」

鼻で笑って
シャドウは服を下ろした

Aに傷がなかった事に
ほっとした反面


Aが受けている
実験の過酷差が千種達の頭の中で
跳ね上がり

ツナ達にとっては
Aへの疑問がまた増えていた

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月見(プロフ) - マカロンアイスさん» コメントありがとうございます!そのように言って頂けてとても嬉しいです!少しでも楽しんで頂けるように、これらも頑張らせて頂きます!! (2013年12月29日 12時) (携帯から) (レス) id: 74bc0ff176 (このIDを非表示/違反報告)
マカロンアイス(プロフ) - 初めてコメントさせていただきます!いつも面白いお話をありがとうございます!!このあと、どういう展開になるんだろうとかいつもワクワクさせていただいてます。更新、頑張ってください! (2013年12月28日 19時) (レス) id: 2a67a8b3f5 (このIDを非表示/違反報告)
月見(プロフ) - アオイさん» 更新しました!少しずつ主人公の過去を暴いていけたらと思ってます助けに走るのは誰かすぐにわかちゃいます(苦笑) (2013年11月24日 21時) (携帯から) (レス) id: 74bc0ff176 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - 主人公の辛い過去がこのように役立つのがすごく胸に来ますね…どっちが先に助けに来るかドキドキします! (2013年11月24日 21時) (レス) id: 75557f8640 (このIDを非表示/違反報告)
月見(プロフ) - アオイさん» ありがとうございます!おかしかったですねちょっと訂正させて頂きましたm(__)m (2013年11月8日 21時) (携帯から) (レス) id: 74bc0ff176 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月見 | 作成日時:2013年10月7日 0時

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