[リボーン]十六夜の巫女９

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カツンと音を立てて
私はAがいた位置と保々同じ位置に立ち止まり

リボーンさん達を見据えました

｢私はAを過去の記憶から守る者です｣

｢過去の…記憶？｣

震えた声の沢田さんに頷き

｢どんな過去だ｣

リボーンさんの鋭い視線に
冷たい笑みを返し

｢Aが覚えていない事を先に貴殿方にお教えするのは
可笑しいですから止めておきます｣

｢…くっ｣

不本意そうな顔のリボーンさん
私は辺りを見渡しながら

｢Aは私の存在を知りませんので
気をつけてくださいね、では｣

―――――――――――――――
ゆっくりと目を開けると
私はどこも怪我をしていませんでした

ギリギリ外してくださったってところでしょうか？

｢楽しくなってきたぜ｣

ザンザスさん…

｢おまえとあの老いぼれはよく似ている｣

言葉端々に滲みでる悲しみ…

｢ぷはーっ
こいつは悲劇、いや、喜劇が生まれそうだな!!｣

無理矢理…ですね…

歪み…

｢今回の守護者対決は
沢田氏の妨害により
レビィ・ア・タンの勝利とし｣

｢雷のリングならびに
大空のリングはヴァリアー側のものとなります｣

原作同様リングが
ザンザスさんに渡りました

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