第八話【新人メイドさん】 ページ9
in 輝夜家
「今日はつかれたけど、楽しかったなぁ」
「だね!みんなと仲良くなれたし、良かった!」
「ま、メイドが2人できたし、それも良かったって感じだな」
「あ、希ちゃんと明ちゃんは今服を着替えてもらってるの」
「デザインは魔王城で使ってたものと同じ」
「動きやすいデザインになってて、戦闘でも問題ないよ」
希ちゃんも明ちゃんもナイフを使って戦うみたい
サブで魔法と能力って言ってたかなぁ
私はメインが魔法と能力
サブが剣って感じだからなあ
剣って言っても、軽くて魔法が付与できるタイプ
魔剣って言ったほうがいいのかな
「えと、、どう、ですか…?」
「似合ってる!!かわい〜!」
「だね、とっても似合ってる」
「それは、よかったです」
「私もちゃんと来たよ!かわいいでしょ!」
「ええ、本当に可愛い」
「もちろん、希ちゃんもかわいいよ」
「うう、ありがとう…ございます」
希が少し照れつつ御礼を言うと、
月美がポンッと手を叩いた
「さ、お二人には仕事内容をお伝えしますね」
「雷羅と風美にも知ってて欲しいから、一応居てね」
「オレ仕事あるんだけど…」
「まだ時間じゃないでしょ!」
「う"」
「わーったよ、いればいいんでしょいれば」
雷羅は夜から仕事、
今は夕方頃なんだから、まだまだ時間はあるよ
「えっと、まず希ちゃんは私の専属メイド」
「担当は掃除かな」
「各メンバーの部屋掃除と、各部屋の掃除をお願いするよ」
「魔術部屋と薬品部屋、鍛錬場はものが色々あるからしなくて大丈夫だよ」
「はい!お任せ下さい!」
「明ちゃんは風美の専属メイド!」
「担当は希ちゃんと一緒だよ」
「はい!任せて月美様!」
「一応メモを渡しておくから、見ておいてね」
「それと、困ったことがあったら、私を呼んでね」
「さ、各自解散!自由にしてていいよ」
「あの、私達は…」
「今日はもう大丈夫だよ、疲れてるでしょ?」
「やる日程は書いてあるから、それ以外は自由にしてて!」
「ありがとうございます!」
「風美様〜!一緒に遊ぼう!」
「うん!いいよ〜!」
「あ、希ちゃんにお願いがあるんだけど、いいかな?」
「私に出来る事でしたら、何でも!」
「私の鍛錬に付き合ってほしいんだ」
「少しでも、体力をつけるために」
「構いませんが、戦うのは得意ではありませんよ?」
「治癒系の一族ですから……」
「だからちょうどいいの!」
「雷羅じゃ加減が効かないからね」
「そうですか……でしたら、お任せ下さい!」
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作者名：つきみ | 作成日時：2024年2月10日 2時
