魔法使いと学園生活 (ページ6)

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第五話【食事とお願いⅡ】ページ6

in 一部屋目

月美「えっと、ちなみに特技とかは…?」
希「料理とかならある程度は……掃除は得意です」
月美「なるほど…うん、採用!」

料理ができるならよし、掃除もできたらなおよし、
この子は私のメイドになりたいみたいだし、
私の専属メイド兼掃除係って感じかなぁ

月美「あなたは私の専属メイドになってほしい、いいかな?」
希「…って専属メイド…?うれしいです…ありがとうございます、月美様」

咲月「ね、明ちゃんもメイドにしてもらいなよ!」
希「あ、明も…?」
月美「?妹ですか?」
希「あ、はい、中学生で…風美様と同じ年です」
月美「なるほど、それじゃあ明ちゃんは風美の専属メイドだね!」
希「え、、いいんですか?そんな……」
月美「いいのいいの、人手がなくて困ってたから、うれしいよ」
希「それでしたらいいのですが…」

月美「あ、ご飯来たよ!食べよう!」
希「は、はい!」

希「ん、おいしい……」
咲月「だね〜、最近はずっと寮のご飯ばっかり食べてたし」
　「自分でつくんなくていいから楽なんだけどね〜!」
月美「私は寮のご飯食べたことないからわかんないかなぁ」
　「寮のご飯って美味しいの?」
咲月「おいしいよ!メニューの中から食べたいのが選べるんだけど」
　「ご飯テイクアウトで自室で食べてもいいんだ〜」
月美「そうなんですね…学園のお話はあまりお父様から聞いたことがないから…」
希「もちろん、自分でつくってもいいし、外食をしても大丈夫なんです」

寮……いつか行ってみたいなぁ
魔王城から学園が近かったわけではなかったけど
能力使うし、魔法使うしで気にしたことなかったな
友達と生活って考えると楽しそう
シェアハウスみたいな感じなのかな?

月美「寮もいいね、楽しそう!」
咲月「そうだね〜!確かに楽しいかも」
　「あ、そういえば、私からもお願いがあるんだけど」
月美「私ができることなら…」

お願い…なにかできることなんてあったかな…
言い方的に、私に対してだよね…?
だから仕事させてくれって感じじゃなそう
………何でしょうね