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第十話【最悪なタイミング】 ページ11

「明日は魔法の実技テストです」
「新学期早々で大変ですが、今の実力を知るための、大切なテストです」
「心して受けるように」

明日……実技のテストなの…?
全然知らなかった……こんなにテストって早かったっけ?
いつも1ヶ月後とか、そういうイメージが……

、そういえば、去年お父様が、新学期早々じゃないと、
今の実力ではなくなってしまうのではって言ってたかな
ちょっといつもと変えてみたのかな?

『ねえ、鈴葉』

『駄目ですよ月美様、流石の月美様にでも許しません』

『う"…ねえ、お願いだよ鈴葉』
『私、魔法だけは、全力でやりたいの』

『…駄目です、お体に障ります』
『私だって、月美様を応援しています』
『でもこれだけは駄目なんです』

月美様の体は今ボロボロなんだ
今無茶をしたら、どうなるかわからないだろう…?
これ以上、月美様には苦しんでほしくない
私は自分の使命を果たすのだ

『約束する鈴葉』
『その場から私は一歩も動かない』

『………はあ、分かりました』
『約束、ですからね』
『無茶したら私が出てきますからね!』

『うん、わかった!』

次の日

in 魔法学園 実技試験部屋

実技試験は二段階形式だ
第1試験、魔力量検知
第2試験、実戦(中等部:初級魔物 高等部:中級魔物)

月美の番が来る
周りには月美を見つめる学生に
疲れ切った生徒たち

緊張するなぁ
約束は守らないとね
とりあえず、第1試験は普通に魔力量調べるだけだし、
第2試験で頑張らないとね

「検知を開始します」
「魔法水晶に手を触れて下さい」

「うおぉぉ!?」
「すげえ」
「何桁あるの…?」

基本的に魔力量は一般人で数万程度
上級魔法一回で大体1000程度魔力を消費するから、
一般人の場合、上級魔法の10発程度が限界だ
そもそも、一般人だと上級魔法を覚えていない率の方が高い
中級魔法程度しか、一般人は使わないだろう

「13京1600万」

「3京くらい増えたかな…」

お母様は1垓は余裕で越えてたらしい
私が目指すはそれ以上
垓をさらに大きく上回って越すんだ

「第2試験に移ります」
「準備をお願いいたします」

さあここからが本番だよ、私
一歩も動かない
守備と攻撃魔法、2つを同時に使って翻弄してやる
避けない、守備だけで乗り切る
今回の目標だね
さ、準備をしよう

注意⚠

桁について
検索してくれた方がわかりやすいのですが、
一 十 百 千 万 億 兆 京 垓 …などなど
という感じです
一応なのでそれくらい知ってるわと思ったらすみません

第十一話【第一試練】→←第九話【鍛錬】


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作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
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作者名:つきみ | 作成日時:2024年2月10日 2時

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